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〝好き〟を感じる
青空が好きだ。
雲ひとつない青一色の空が。
いつからか、
そんなことさえ忘れていた。
見上げることを回避して、
視線を下げて、落とし物を探し始めた頃から。
楽しそうに暮らしている人たちが、
SNSにアップする幻想的な雲の写真の数々。
落ち込んだメンタルを備えた奴には、
それが〝幸福の鍵〟だと錯覚するには十分過ぎた。
『雲を好きになればいい』
『幻想的な雲が幸せを運んできてくれる』
そんな都合のいい解釈、自分勝手な思い込みが更に心を惑わせた。
雲を探しながら…。龍を探しながら…。
他人の〝好き〟を貼り付けたところで、
自分の心地良さにフィットするとは限らない。
あくまでも、
自分の〝好き〟が心地良くて、幸福感を満たしていくんだ。
青空って気持ちいい。
青空に光る太陽が心をクリアにしてくれる。
自分の〝好き〟に蓋をせず、
自分の〝好き〟に正直に生きるんだ。
自分の〝好き〟を感じながら進むんだ。
忘れていた〝好き〟を思い出してごらん。
君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。