誰の人生を歩んでいるの?
君の人生じゃないのかい?
君を見ていて、そんな言葉が頭に浮かぶ。
ひとつひとつの選択が、
必ずしも君の心によるものではないと気づいたから…。
幼い頃の体験がそうさせているのかな?
親の許可を得られることが正解だと、
親に反対されることをしないことが正解だと、
思い込み、信じ込み、敷かれたレールの上を進む。
自分の心に蓋をして、
縛られた人生を歩んでいることが、
君が君でいられない理由。苦しみから解放されない理由。
そのことに君は気づいていない。
そして、
僕はそのことを気づかせてあげることができない。
なぜなら君は、
親の思い通りに生きることを、
心のよりどころにしているから。
そうすることでしか、
自分の存在価値を得られないと誤解しているから。
この呪縛が解けた時、
君は本当の自分に出逢える。
そして、
自分で自分を傷つけることもなくなり、
きっと生きる喜びを感じられるようになる。
君の人生の責任を取れるのは、
君自身であって、親ではないんだ。
君が親の思い通りに生きることで、
心が満たされるのは親であって、君ではないんだ。
君は君の人生を生きることで、
心が満たされ、幸せを感じられるようになるんだ。
今、この瞬間を、
君の心の感じるままに過ごしてごらん。
心の奥の声を聞いて物事を選択してみてごらん。
きっと違和感に気づけるから。
つらかったね。さあ、目を覚まそうか。
君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。