条坊制から考える古代の都について②
こんばんは。
前回に引き続き、条坊制から考える古代の都について今回は古代の遷都について考えてみたいと思います。
今回は、なんで遷都するの?という疑問についてです。
710年 なんと素敵な平城京。
794年 鳴くようぐいす平安京。
年号は知っていても、なんで遷都したのか?というのを知っている人は少ないかもしれません。
よく考えると不思議です。多大に労力がかかる遷都はあまりやりたいとは思いませんね。やるとすれば、のっぴきならない理由があったのでしょう。
理由自体はいろいろがありますが、現代の理屈で考えられるものとは異なる理由もあります。
奈良、天平文化から平安時代に至るまで、複数回の遷都をしています。それぞれ異なる理由がありますが、いくつか事例にみてみましょう。
飛鳥板蓋宮 643年
難波長柄豊崎宮
飛鳥宮
近江大津宮
飛鳥浄御原宮
藤原京
平城京
山背恭仁京
紫香楽京
難波京
平城京
長岡京
平安京 794年
飛鳥板蓋宮から150年くらいの間にめっちゃ遷都してる!!!
もし自分が天皇だったら、やりたいですか??
それでも遷都するならなんででしょう?
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■記事の領域
①歴史・人文研究
②国際情勢分析・交流
③ソーシャルビジネス創出
■トピックの事例
①当事者による中国にインドネシア新幹線受注が取られた原因を政治構造分析
②漢文をプログラミング言語化して一次資料を読めるようにする
③インドネシア独立のお祝いとリモートでの議論
④日米中、EU中東などの世界情勢をアップデート
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