NPO法人六韜塾(りくとうじゅく)

①歴史人文研究 ②国際情勢・交流 ③地方創生・地域研究 ④自然(山・海・森・農林業) を中心に勉強会コンテンツ、事業、社会貢献活動の記録を配信していきます。

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マガジン

  • 【賛助会員用】歴史TIPS

    勉強会での議論・情報のサマリを配信していきます。 記事の登録を以て賛助会員としていきたいと思います。 1年単体販売しますが、回り始めたら年間定期購読化していきます。 よろしくお願い致します。

  • インドネシア・ラヤ

    これまでのインドネシアとの関わりの経緯、インドネシア独立にまつわる記事を有料記事で配信。表に出てこない歴史的事実などもご紹介。 日イ関係の歴史、インドネシアの重要性、過去の日本人、これからのビジネスTIPSなどを盛り込んでいます。

  • SDGsを超える縄文ライフ(森・山・海)

    自然が好きです&田舎の田んぼ引き継ぎ問題どうしようかと検討中。 リモートで農林業、自然資源保護などSDGsを絡めながら考察したいと思います。 事業検討、補助金やワーケーション、移住などリアルなところも出していきたいと思います。

  • 南国事業部

    東南アジアとの貿易、ビジネスを検討構築していきます。 コロナでしばらく止まっていますが、インドネシアとの連携強化を推進していきます。

最近の記事

自民党総裁選

無事に終わりました。 結果良かったと思います。 保守層は高市推しが多かったですが、本当に彼女は保守でしょうか。 2014年 LINE情報流出 2017年 マイナポータルとLINEを連結推進 2020年 LINE情報流出 河野もまたデジタル庁で健康保険カードを強制廃止、マイナポータルに連結しようとしています。 身分証明書としての一元化はそれ単体では否定しませんが(運転免許証が身分証になっているのは日本くらいです。更にホテルの住所で外国人取得可能)、LINEは韓国企業です。

    • 国の構成要素3 主権

      主権てなんでしょう。 誰にあるのか? 昔は王政、朝廷、貴族などとある一族が支配階級として統治していた。 徴税権、裁判権、治安維持機能、外交権。 国家の資源を分配する機能。 よく考えると行政機能が国家権力といえます。 その中でも強弱はありますが、必要だから省庁があるわけですね。 これらを行使するのは誰か? 古代であれば皇帝、王様に権限がありました。 絶対王政です。 貴族制であれば複数の貴族の議論によって施策実施内容が変わります。担当によっても強弱はありました。 民主主義で

      • 国の構成要素2 領土

        構成要素で分解していくと、国や社会が多数の要素で出来上がっていることがわかる。 要素が欠けていると国としての機能や信頼、独立は失われてしまう。 当たり前と思っているものの中で、 当たり前なものは何一つ存在しない。 前回から少し細かくみていこう。 そこには政策やソーシャルインパクトを生み出すヒントがあるかも知れない。 ■領土 一番分かりやすい領土。土地があるかないかなので判別しやすい。 国の中には領土を重視しない国もある。 遊牧民族や砂漠の民はもともと 「人の集団=国家

        • 国の構成要素1

          一般的には国家の構成要素は 領土、主権、国民 の3つになる。 これはとても分かりやすいのだが、どれか一つ欠けると国家として成り立たなくなる。 国際法に踏み込むと、モンテビデオ条約 というのがある。 第1条は国家の資格として ①永久的住民 ②明確な領域 ③政府 ④他国との関係を持つ能力 の4点を要件としている。 一般的な要素と近い部分もあるが、政府、他国が出てくるのが異なる。 国家は他国に承認されることで成立する。 意外と他国の承認は重要で、遠い南の島で孤立していて自己

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        • 【賛助会員用】歴史TIPS
          14本
          ¥30,000
        • インドネシア・ラヤ
          3本
          ¥10,000
        • SDGsを超える縄文ライフ(森・山・海)
          4本
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        • 南国事業部
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        記事

          台湾総統選2024

          2024年1月12日。 新年早々の総統選は民進党頼清徳氏に決まった。 論点は中国との関係。 頼氏は独立支持し、他2名は中国経済との関係を強調した。 簡単に言えば、 台湾人は命>お金 を選んだ。 非常に正しい判断だと思う。 また、大陸貿易による経済的メリットも眉唾だ。今不動産を中心に中国経済は急速に冷え込んで行っている。中国からすれば経済的に侵略したい状況ではないだろうか。 しかしいきなり独立にはならないだろう。 それは選択肢として軍事行動しかなくなってしまうこと、国際承認

          年始から世界は。

          元旦から大変な時勢となりました。 岸田首相はインド洋への投資は9兆円、能登震災費用に40億円を当てました。 これは投資として妥当なのか。 40億で十分なのか? インド洋への投資は元がとれるのか?キャッシュカウ騙されてるのか。 中長期的に元が取れる妥当性があるならば良いのですが。 台湾の支援も今回断りましたが妥当かと思います。現在台湾は中身がなんなのかわからなくなってきています。2011年の時の支援の時と同じと考えて良いのか、その内容を精査する必要があります。 韓国では最大

          2024年新年 出来事予測

          新年明けましておめでとうございます。 2024年もよろしくお願い致します。 元旦からの北陸地震、おめでとうと言えない年明けとなってしまいました。 東日本大震災のような想像をしましたが、2日経った現時点で津波被害もなく、地震で被害はあり大変なご家庭はある中ではありますが、最小限の被害ではあったかと思います。 輪島市など火災に見舞われ、被災された方、まだ避難場所から移動できない方もおり、無事であることを心から祈念致します。 羽田空港では物資を貼工房とした海上保安庁の飛行機と通

          山の文化

          柳田國男の『山の生活』という本がある。 柳田國男は『遠野物語』くらいしか知らない人も多いかも知れない。 民俗学、というのは河童や座敷童の研究、というような印象があるかもしれない。外れてはいないのだが、本質的にはその国、土地の風俗習慣を調べ、より普遍性があるか、ルーツはどこか、文化の根源は何か、ということを調べる学問だ。 つまり民族の根幹を学問するものであり、同時にアジアとの交流を文化的、言語、民族、風習で解き明かすものである。 柳田國男は日本の文化を、「農耕する民=常民」

          日本の儒教②

          江戸時代は儒教の中でも朱子学がメインで教えられた。 長幼の序などの身分、規律を規定するものなので、武家社会の統治には適していたと言える。 一方でこのカチカチの息苦しい理想論は日本に完全フィットせず、神道とも連動しながら日本の柔らかな自然観も取り込まれていった。 江戸の学問は何か一つではなく、神道、仏教、儒教、蘭学という多様な学問を学びいいとこ取りし続けてきた。 英語も学べば中華文化も取り入れつつ、日本文化もマスト、という学び方だ。 英語に特化し日本人として何ものか、なん

          ムルデカ

          インドネシア独立革命をムルデカと呼ぶが、インドネシア語で、自由、独立の意味である。 オランダに360年間支配されていたインドネシアがいかにして独立したかは大変興味深い。 翻って日本が独立国なのか? 日本が敗戦と共に起こしたパラダイムシフトで植民地時代は終結し、アジア、アフリカ各国が独立した。しかし真の意味で独立しているか、あるいは旧宗主国は新たな形で植民地と呼ばれない植民地体制を作り上げていっていないか、という問いは現代でも通じるところがある。 独立の要件とは何か。 一

          日本の儒学

          日本は中国から学問、技術を導入してきた。 それは正しいのだが、同時に丸ごと輸入することはあまりなかった。 江戸時代の話になるが、荻生徂徠は儒教を学びつつも日本の自然を愛でる柔らかな心、感情を入れることを薦めた。これはのちに本居宣長の惟神の心(かんながらのこころ)にも通じる。 日本人の本来の心は、理論ゴリゴリというより自然美、四季を感じ喜び、悲しむようなあり方で、そうしたものを取り入れた。 同じ儒教といっても日本と中韓の在り方は異なる。 中韓は孝>忠とした。 これに基づく

          イギリスの動向

          キャメロン元首相が政治に返り咲いた。 彼は今回外務大臣に就任している。 何とも不思議なことだ。 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67411628 彼はうっかりブレクジットを推進してしまった人物だ。国民投票でEU残留になると思っていたのに、ふたを開けてみたらブレクジット。 EUを離脱してしまった。 ここには歴史的にどのような意味荷があるのか。 もともとイギリスは大英帝国という自分達の植民地によるグローバ

          デフォルト危機

          最近EU圏での中央銀行が今の体制維持が困難という記事が出始めている。 オランダ中央銀行はEU県内でも中規模の国は現在の金融体制維持不能、お手上げという状態だという。金ベースの金融体制移行を示唆している。 https://thegoldobserver.substack.com/p/dutch-central-bank-admits-it-has 欧州は日本よりも身近に戦争経済を体験していることだろう。 ウクライナ戦争に始まり、原油、小麦の高騰などに耐えられない状態から、中

          メディア

          ウクライナに引き続き、中東でも激しい戦争状態が続いている。 メディアはそれぞれどのようにとらえているのか。 ここではどこが正しいということではなく、情報の取り方について考えたい。これは人類学的調査手法の領域と合致してくる。あるいは情報分析としての正しさ、それと比較したメディアの在り方という観点になる。 遠隔地の情報は遠い日本で一次情報を得るのは大変難しい。 現地にいても言語が分からないとどの勢力が、誰が、何が、というのもわからない。ロシア語、アラビア語、ヘブライ語ができる日

          日露戦争とウクライナ

          中東のニュースが増え、ウクライナの情報が減ってきた。 これからウクライナは世界から投資を呼び込めるだろうか。 ロシアとウクライナの違いは、国自体が持っている耐久力。 食料は両方とも穀倉地帯があるので豊かだが、資金と武器の買付け能力、兵数、武器そのものの強さが課題である。 国外から支援を募らなければ戦争継続できないウクライナからすると部が悪い。 ロシアはナポレオン戦争、ナチスにも耐え抜いた事を考えると、耐久戦に強く短期決戦を考えていないだろう。 中東に戦争の意識が移るとウクラ

          戦争の構造

          中東で戦争が始まっている。 突如としてイスラエルが襲われ、すでに1万人以上の死者を出している。 単発の事件ではなく、戦争が始まっている。 日本はたまたま(ではなく軍事力、外交、同盟で)戦争がない状態が長く続いているが、 世界ではいつでも戦争が起きている。 報道されたかどうかだけだ。 パレスチナとイスラエルの戦いは長い。 元々の原因はイギリスにあるのだが我関せず。 イスラエルが被害を受けた、とのことだが、モサドが武器の輸入を察知していなかったとは思えない。 事実エジプトの