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終. とある魔王のお哲学!!

魔王ヴァンダルク⇩

サラヴェーシ・ヴァン・テファダルク

ワレは絢爛の魔王であるぞ。我が同胞たち

 
 久方ぶりであるな、我が友よ。

 一つ話しておくが、わが「絢爛」とは、華と豪華を持たぬ、自らが真に受け入れるべきカガヤキの衣そのもの也。

 そのものは、目には見えぬが、心にあると聞く。そしてそれは、小さき猛きものと聞く。...…ワレは思うのだ。それはヒトツの感情であり、時の瞬きであり、生命なのではないかと。

 ――話が長くなってしまったな。
 では、いつものを始めるとしよう。

《✅ 2024/11/16制作 前編記事⇩》

 ちなみに、主らから見て右に出ておる女子は誰かよくわからぬ。ワレは若い女子が大好きじゃが、芯も何も持たぬ、飾り付けられた衣に己の心を宿していると宣う女子や輩は、大嫌いじゃ。

 だからこそ、ワレを磨く必要性があるのじゃな。
 
 魂を磨けば、体は勝手についてくる。が無理に魂を磨いたところで、それは無理に体を酷使していることと同義なり。

 故に、磨きとは
 己の魂への問いを常に持てとは言わぬ。己の心身の調子に合わせ、少しずつでも丁寧に、「自への誇り」と「他との繋がり」を絶やさぬ事無く、真実と向き合い続ける心を持ちながら行動をとる事也。

 如何なる見てくれに現を抜かそうが、法の前では、対等な立場の人であり、魔王、貴族、主人、奴隷であろうが、裁きを愚弄する事は何人たりとも許されぬ。それが、常に付きまとう行動の責任というものだ。

 

 
 とりあえずご飯食べて歯磨きして顔を洗って身支度した順から、この記し書きを、上から順に読むように。それが終わったら確認テストをするぞ。

 ダラダラ読んでも、身に入るものも定着せぬまま時間が過ぎるだけ。
ちゃんと目的をもって、1日10分好きな時に、一つずつ読むがいい。

 くれぐれも、無理はし過ぎぬよう、気を付けて読み進めるのじゃぞ?
 
 



○魔王城 ルールその4


”自らの謝りや、他者の謝りは評価するものではない。受け入れろ。”


(✅確認大事)理由は簡単じゃ。



 謝りとは、自らが自らを認め、自らの暗闇に光を差す手段である。もっというと、そのモノの素直な心の様子を表すものだ。決して、知りもしない他人に媚び諂う手段ではない。自らを否定することでもなければ、他人を否定することでもない。

 謝る事は、相手の機嫌を取る手段であるなどと宣うものがいるのであれば、「そう見える事」には否定しない。だがその手段の実態は、謝りの概念とは程遠い。

 それは、自らを過剰に誇示した、必要以上の威張りであり、自らが自らに対して、己が可能な事以上の責任範囲を持っているだけの、自己を自己で滅ぼす愚行に過ぎぬ。待っているのは、自らの責務を自らで果たすことのみ。

 ワレの魔王という立場上、それを行っているものに対し、挑戦者という呼び名で呼称をしているのだが、生憎その立場の挑戦者で真なる幸せを掴み取ったもの等、ワレが産まれてから今に至るまでの20数年の間、見たことがないのう。

 ……仮に幸せを取ったとしても、本来得れる筈だったと言う彼・彼女の幸せを過ごしている者も、見たことがないのう……  慣れと長続きを見誤り、そのものの真の幸せを見誤り、終いには盤石な体制を築き上げたかのようで、隙間風すらも通さずに自らの呼吸の道さえも閉ざしてしまう、なんとも哀れなモノの数は、以外にも多いのぉ。ワレもまだまだ、勉強し生きていく必要があるのう。

 これではまるで、策士、策に溺れているかのような状態じゃな?


~魔王からのひとこと~

 その謝りの先に何があるか、その目と心でしかと見届け、行動を繋ぐ事にこそ、その者の魂が宿ると思うのだが……  違うかの?



○魔王城 ルールその5


”  自らの  権  を理解せよ  ”

  正直このルールは、ワレの様な魔王においては、意識する機会が最も足りてなかった点であることを、公言する。

 主らが住んでおる、ここ日本の「福沢諭吉 先生」「中江兆民 様」の権利に関する文から学ぶ機会を得ている。よって、魔王城のルールとしては最新であり、このルールは変化の波の、可変であり不変である構造を支える非常に重要な根幹と言えよう。

 ◎権とは、”他に対して自己を主張する資格”という事。

 ……もう一度言おう。他に対して、己を主張する資格だ。

 あくまで主張する側は話を持ち掛けるだけであり、受け取りには、主張された側からの権において、許諾される動きという契約のような中身があるという事。

 ……この言葉が意味をすることは何か、読んでいる主に告ぐ。

 よく考えよ。これは、主の魂の振り返りの機会を、わが権において提供しているものに過ぎぬ。

 ……質問の時間だ。紙とペンを準備し、以下の問に答えよ。

 

Q.  貴殿が今まで行動選択をしたものの中で、



    ①.最近 肯定したもの への特徴を上げよ。

  ②. 最近 否定したもの への特徴を上げよ。

  ③現存している中で、今までに肯定し続けたものの実態はなんだ。

 ④現存している中で、今までに否定し続けたものの実態はなんだ。
  
⑤貴殿が、自らに対して与えたい物は、なんなのだ。



(✅重要事項)理由は簡単じゃ。


※注意事項※

 この章においては、今まで以上に、ゆっくりと丁寧に読み進めることを強く薦める。説明が重く感じたときは、速やかに切り上げ、一旦学ぶ手を止め、10分ほど、休息を取るがよい。無理してまで読む必要性はない。

 では、始めるぞ。


 諭吉先生は、「学問のすゝめ」などで、

 「独立自尊」の精神。という内容のモノを書かれているようである。

 ……具体的な説明としては、慶應義塾のサイトに書かれている理念の解説を引用したものを以下に記載する。



 **自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うこと。**


 ……これを重んじて、個人の権利自由の大切さを説いているのが、この精神である。というのが、全体的な概要にはなると思われる。

 詳しく知りたい人は、ご自分で調べることを、強く推奨する。


◆主張内容の概略◆


 (※ChatGPT頼りなので、詳しいことは自己で調べることを強く推薦する)

 日本社会において個人の権利や民主主義的な思想を育てることの必要性を強調し、国民が知識(知る事・認識する事)を持って自身の権利を主張することが近代国家の発展に繋がる。そして、全体背景としては、正確な言及がどの年かを特定するためには、具体的な文献の確認が必要だが、明治初期の西洋文化の紹介と翻訳に関わる時期であることは確かであるらしい。


 ……という前提文を上げ終わったところで。
 さて。本題に移るとしよう。


【本題】


 皆様はご存じの方もおられましょうが、今一度、真剣に聞いてもらいたい。

 英語の"right"や"proof"といった言葉を日本語に翻訳する際に、どのような意味を持つかという点で苦慮したという逸話。主らが福沢殿を探求する中で、小耳に挟んだ事はあるだろうか。

 ワレが興味を持ち始めたのは、これを書いてる時期である2024年11月17日であることを白状する。

 福沢諭吉は、"right"を「権利」と訳した際に、単に「力や権力」として理解されがちで、本来の意味である「正当性」や「当然の自由」といったニュアンスが失われる可能性を憂慮していたと言われています。このため、彼は言葉の選び方に非常に気を配り、その言葉が誤解や曲解を生むことを避けるよう努めました。

 この話の背景として、福沢は当時の日本における西洋思想や法制度の紹介の際、言葉の持つニュアンスや文化的な解釈の違いに敏感で、適切な訳語を見つけることに苦心していました。たとえば、「proof」や「right」の訳語に対しても、当時の人々がそれをどう受け取るかという点を深く考えていました。これにより、誤解を生じさせないようにするための努力をしていた

ChatGPTの情報より出典


 ワレは、異邦の者と英語で話した経験が少しだけある。……すごく簡単な英語でしか話せないがな。

 "right?"  ”That's right.” って言葉を英語の中での会話中聞いたときに、

 「そうでしょ?」「その通り」みたいな形で、言葉の感覚で理解した気になっているところが私にはあるのだが、どうやら具体的な説明としては、正当性・適切さ・当然性という意味合いが強いらしい。


倫理的・合理的にみて正しい判断か…… 
ワレもまだまだ学べる余地があるな。精進しよう。



《 🐣 Tips 🐣》


 proofと聞くと、「フールプルーフ」というシステムエンジニアをされてる方や情報技術を取り扱う人間には馴染みのある言葉があるのが、これをご覧になってる人はご存じだろうか。説明内容を理解する上では、この言葉の基本は、安全性視点の概念であるという事を、先に頭に入れておくがよい。


《説明》


利用者が意図的または意図せずに誤操作をしても、安全性や適切な機能が維持されるようにするための設計概念なのだが、

 proofという言葉の説明をする前に。まずは、proofという言葉をどういう意味だと思うか。ココの地点から一番近くにある4行文を読み、まずは答えてみよ。知ってるモノも、知ってるモノなりに初学者向けの説明を行え。

( ↓ の三点リーダの階段ブロックを活用しても良いぞ?)

……
…………
………………

 よし。では、説明を行うぞ。
 proofとは、「保護」や「耐性」という意味がある。

 外的な影響や誤りに対してどれだけ抵抗力を持つか、防護できるかという概念がこの言葉に値するという事じゃな。



○魔王城 ルールその6


”  柔軟であれ  ”


(✅確認事項)総仕上げじゃ。

 ……とその前に。一旦、魔王城のルールを整理しようかの!!

 以下、前記事でも取り上げたものも持ち出して整理する為、画像として情報を持ってきた。
 
 ブレイクスルーというか、なんというか。先人たちの叡智にも感謝じゃが、その叡智を使い、実用性に落とし込んだ現代の技術者にも感謝じゃの。

 礼を言うぞ。


以下、前記事+本記事の内容。




……確認はできたかの? では、説明に入るぞ。

 このルールで、我が魔王城のルールは事実上の最後であり、今までの5つのルールを内包した、特別な形を持ったルールとなる。

 言わば、このルールの為に、1~5までのルールがココに至るまで語られてきたといっても過言ではない。

 例を挙げるのに、トランプを使おう。


 トランプを使って説明すると、に1~5までの一つ一つのルールが書かれているところが、5枚のトランプの数字を表記してる部分に該当し、その5枚の札の裏に、一貫してこの6のルールが、1枚1枚に対して裏側に位置するものとして、機能しているといっても過言ではない。

 

💳ここで、整理しよう。


 ◎ 使用カード ⇨ トランプ

[前提条件]

 カードの種類(ランク)ごとに枚数がわかるようにまとめると、各ランク(A、2、3、4、5)のカードがそれぞれ4枚ずつある

  • スペード(♠) - 「スペード(spades)」

  • ハート(♥) - 「ハート(hearts)」

  • ダイヤ(♦) - 「ダイヤモンド(diamonds)」

  • クラブ(♣) - 「クラブ(clubs)」
          

「超要約」

 端的に言うと、表に書かれた数字(1〜5)に対して、裏側に位置するルール(6つめのルール)が影響を与え、カードの振る舞いや結果を決定するという仕組みになる。

 

「詳細の構成」


魔王城のルール:

  • 最後に登場する「魔王城のルール」が、1〜5のルールを内包している特別なルールである。

  • 1〜5のルールが「魔王城のルール」に至るまでに語られてきた、という点が重要。


  • トランプの例え:

    • 1〜5のルールが、5枚のトランプカードにそれぞれ書かれていると考える。

    • これら5枚のカードの表には、それぞれ1から5の数字(ルール)が記載されている。


  • 裏に位置する6つ目のルール:

    • 各カードには裏側に「6つ目のルール」がある。

    • この「6つ目のルール」は、表の1〜5の数字に影響を与え、カードの振る舞いや結果を決定する。

    • つまり、表の数字が持つ意味は、裏にある「6つ目のルール」によって調整されるという仕組み。

 

 ココまで、理解できたか?

 最後の扉は目の前だ。ゆっくり、丁寧に。
 休憩しながら、私の心の有り様を、見て欲しい。

 それでは、本題に関係する「スーツ」の意味について、解説していく。

(🔑 スーツの存在と、魔王城のルール)


 これに長ったらしい説明は不要だろう。
 
 このスーツは、多様な人の姿であり、多様な己の姿を表すもの。として、ワレは役割を与えている。

 もっと言うと、そのルールに対する、それぞれの見方。

 つまり、主たちが、それぞれが追い求めるテーマ追い求める特性に位置すると言った方が分かりやすいかの?

 ……6番目のルールは「柔軟であれ」。

 

 

 

✅本文


 

  上記の画像を見るとよい。2024.11.19(火曜日」Am7:30~9:40の間に書いたもの。手記というやつじゃな。読むモノは読めばよい。読まぬモノは読まなくても十分じゃ。……ただでさえ、長いからのぅ……

 粋な事は出来ぬから、たった一言で中身を表現するなら。
これが、今お主らにできるワレの全てじゃな。


 ①故にワレは、ただの一介の人に過ぎぬ。
 ②血は人であり、体も人であるが、思想だけ独り歩きし、想いに自らが応えることなく、民宿に移り、人の是非を問うだけの者である。
 ③何処に渡っても須らく凡夫である。


 要は、未熟そのものな心を持つ人間であるのが私だという事だ。
 鍛えがいはあるが、まあ、できる事は限られていれば、身体の発達的に無理なものは無理だ。


 だがワレには、ちょびっとの魔王の才があったと自分勝手に自負はしておる。まあ現に、魔王ではない魔王をやらせてもらってるからな。

 深淵でまた会おうぞ。我が同胞たちよ。

 


魔王の自戒


 我はサラヴェーシ・ヴァン・テファダルク。ただの一介の人に過ぎぬ。
血は人であり、体も人であるが、思想だけ独り歩きし、想いに自らが応えることなく、民宿に移り、人の是非を問うだけの者と化した。

 生を辿っている最中、異世界転生なるものを見聞きしたのだが、ワレは転生できるほどの運命も持っていなく、何処に渡っても須らく凡夫であることに変わりない。

 要は、未熟そのものな心を持つ人間であるのが私だという事だ。

……そんなサルも、城を持った。誰もいない、ただ一人だけの城を。
 
 そんな城に、ある日、旅人が訪れた。

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