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「若者の成長を支える:指導の在り方を見直す」

(音声配信の音源を文字起こしサービスで処理
加筆修正した記事になります)

最近の若者への指導

皆さんの周りでもよく聞く話題だと思いますが

『指導』が『ハラスメント』と見なされることが多く

現場での指導が難しくなっています。

指導側の立場にいる方々は悩んでいるのではないでしょうか。

私自身も、以前よりも指導するべきと思われる事象に対し

黙認することが増えました。

叱ると拗ねてしまうのではないかと心配になることもあります。

最近では、受け手がハラスメントと感じると

必要な指導が届かなくなることもあります。

一方で、指導される側、ここでは特に若者たちの視点に

立ってみたいと思います。

とある動画で、若者たちの悲鳴とも言えるメッセージがあり

それを要約すると、

彼らは叱られることが少なくなり

上の世代(30代~40代)とのギャップが広がっていると

感じているようです。

上の世代は叱られることで『是正すべきこと』を学んできたが、若者たちは
その機会が少ないため、

いつまでたっても『やってはいけないこと』を覚えずにいるのではないかと
危惧しています。

また、指導がなされないことで成長機会が乏しいと感じる若者もいます。

この記事にはデータはありませんが、皆様も周囲の声などから、そういった
不安の声を上げている若者たちがいると想像がつくのではないでしょうか。

いずれにしても成長機会を喪失している人たちがいるのは確かです。

私たちの世代はかつて、トップダウンで指導を受けてきましたが

それをそのまま、現代の若者世代に適用することはできません。

今の時代にあった形にカスタマイズし

次世代に届く指導をする必要があります。

指導とは、現状認識とそこにある課題の改善策を共有し実施することです。

現在では企業規模に関わらず、指導について悩んでいる声が

聞こえてきます。

この先この声を無視することは、大人としての責任の果たし方としては

問題があります。

問題を共有し、解決に向けて取り組むことが重要です。


この話の結論として、私は自分の影響範囲に関して

『叱るポジション』をとる人になりたいと思います。

放置するのではなく、問題を共有し一緒に解決策を考えることが大切です。

失敗を指摘するのではなく

共通の問題意識を持ち、同じ方向を見て取り組むことが必要です。

皆様の指導に関する現状や取り組みについての情報シェアもお待ちしています。

お付き合いいただきありがとうございました。

以下リンクは記事の音声配信です。


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