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目的と目標の違いを理解したら、分からないことが1つ増えた

以前、目標を決めることを宣言した。
しかし、いざ取り組んでみると難しかった。
この数日頭を悩ませてみたが、いい答えが見つからない。
おかげで読みたかった本にも手をつけられていない。
早くこの問題を解決したいものだ。

そう考えると、昔から自分はそういう人間だった気もする。
学生時代も社会人時代も避けてきたような気がする。
目標を求められるとそれっぽいことをペラペラを喋る。
でも、そこに意志はなく達成可能であり、かつ楽なことを適当に言うだけ。
なぜかこういう無駄な器用さは持ち合わせている。
結果的になんとなくで生きてこれている。

長年、見ないようにしてきた宿題に向き合う必要がありそうだ。

分からないことは誰かに聞いた方が早い。
サクッと回答を貰えそうなChat GPTに頼ることにした。

目的
大きな方向性や存在理由です。なぜその活動やプロジェクトを行うのか、何のためにそれをするのかという「最終的な意図」を示します。具体的なゴールよりも広い視点で考えます。

目標
具体的で達成可能なステップです。目的を達成するための具体的な結果や成果を指し、測定可能で期限があるものが多いです。

という回答をもらった。
AIが必ず正しい回答をしてくれるとは限らない。
しかし、自分の中にあるイメージに近い気がする。
うん、多分合ってるだろ。知らんけど。
なので、一旦これを正として考える。

目的は志向性であり、目標はステップといったところだろう。
手段なんかはこのステップの具体的な行動や方法。
なるほど、分かったような分からないような・・・
まあ、とりあえず「noteでエッセイを書く」に当てはめて目的と目標を考えてみる。

ここでようやく気がついた。
自分には目的がない。
「何のためにそれをするのか」という問いに回答を持ち合わせない。

じゃあなぜエッセイを書いているの?と聞かれると楽しいからである。
自分にとっては一種の娯楽でしかない。
故にこうなりたいという想像ができない。
想像ができないのだから、目標が立てられないのも当然である。

いや、考えてみれば自分の人生には常に目的がなかったのかもしれない。
だから目標を決めることから避けてきたのか。
正しく言うのであれば、「目標を決めることが不可能だった」になるだろう。

なるほど、色々と合点がいく。

「目標を決める」というありきたりなタスクをクリアするだけのつもりだった。
だが、随分と根が深いことを思い知らされた。
自分を見つめ直す時間が必要になるだろう。
誠に残念だが、読みたかった本はもうしばらくお預けになりそうだ。



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