多数決の危険性
学校で働いていると「クラスみんなで考えて」「学校全体で考えて」という言葉がよく出る。
これらの言葉に続くのは「みんなで決めよう」という綺麗事。
#おっと
#本音が
もちろん,全員が納得するに越したことはない。
しかし,30人を超える学級や,400人を超える学校で全員が納得するというのは非常に困難だ。
#というか
#無理
そこで,次に行われるのが「多数決」というもの。
あ,ちなみに,じゃんけんやあみだくじで決めようというのは論外。
そういう人とは関わらないのがベター。笑
さて,話を戻し「多数決」について。
数の暴力
シンプルに僕の考えから伝える。
「多数決」は数の暴力だ。
例えば,100人のグループで51人が「Aがいい」と言えば,49人が納得いかなくてもグループの答えはAになる。
こうなると,プロジェクトが上手く進まないのは火を見るよりも明らかだ。
不満だらけの居心地の悪い集団になってしまう。
しかし,これだけでは僕がただの文句言いになってしまうので,解決策をひとつ提案しておく。
どのグループにもリーダーがいる(と思う)。
そこで大切なのはリーダーの決断だ。
99人の意見は聞く。
しかし,決定はリーダーがする。
これでいい。
その決定にずっと反対で文句を言うのなら,そのメンバーはそのグループを抜ければいい。
責任はリーダーが背負う。
これがリーダーの仕事。
リーダーに魅力があれば人はついてくる。
少なくとも多数決は悪手だ。
𠮷水