当たり前を疑う
職員会議の議事録を「別紙参照」で乗り切った𠮷水です。
#完全試合
今回は,学校として当然のようにしていることを疑ってみようという話。
「意味ないじゃん」という活動は,実践しても時間の無駄になる。
それでは,具体例を出して少しずつ解像度を上げていく。
三者懇談会
生徒,保護者,教員の3人が同じ空間で生徒の現状をシェアする。
場合によっては,改善すべき点と今後の取り組む方向性をも共有する。
生徒は「よし,頑張ろう!」と意気込む。
これだけ見れば,とても有意義だ。
しかし,学校で行う必要があるのか。
わざわざ遠いところを来ていただいて,教員が学校での現状を述べて,保護者からも自宅での状態を教えていただく。
これって,面と向かってないとできないんだっけ?
ぶっちゃけ,電話や Zoom でも同じことができる。
別に「全ての家庭をこうしましょう」というわけではない。
別の記事にも書いたけど,別の方法も並行してやってみてはどうだろうか。
学校まで来る必要がなくなれば,保護者の負担も軽くなる。
#仕事を休まなくて済む
また,ここまでやって生徒に効果が出ているとは考えにくいこともよくあるので,要検討である。
#自戒も込めて
修学旅行
そもそも論で申し訳ないけど,本当に必要なのかということも含めて考えるべき。
「友だちとディズニーに行って素敵な思い出ができました!」
これは個人で行ってくれたらいい。
#そっちの方が楽しいじゃん
#あなたを縛る校則もないよ
それでは,学校(学年)で行く意味は何なのか。
みんな考えている(フリはしている)けど,ここがごっそり抜け落ちていることが多い。
もちろん,平和学習や実地研修のようなことを取り入れた修学旅行もある。
しかし,大人数で参加し,ほとんどが流れ作業。
事前学習に時間が膨大に取られ,結果は短い時間に好きなところを回る経路づくり。
平和学習を旅程に組み込んでも,絶対にディズニー(のインパクト)には勝てない。
現在はコロナちゃんによって,さらに活動が制限されている。
もう,わざわざ行かなくてもオンラインでいいんじゃないかな。
平和学習であれば,その話のスペシャリストにお願いすればいい。
苦肉の策で近場で済ませた学校が昨年はたくさんあったけど,それって本当に意味がありましたか?
一度,生徒全員にアンケートでも取ってみればいい。
全員が「最高でした!」と書いてきたら謝ります。笑
当たり前のように毎年行われていることが,僕たちの業務を圧迫してるよねという話でした。
𠮷水