FXでは優位性について理解することが大切。トレード手法の作り方など
FXに限らず、株でも先物でもトレードで利益を上げるには、そのトレード手法に優位性がなくてはなりません。
つまり、その手法を使ってトレードを繰り返した際に、利益と損失の差し引きがプラスになることが、統計的に明らかになっている必要があるということです。
自分でトレード手法を作っている場合、その手法の優位性を何らかの方法で検証して、本格的にリアルトレードを始める前に「ルールに従う限りは大きく負けることはない」という信頼感を育てておくことが求められます。
こう書くと、なんだか面倒くさそうだし、大変そうだと思うものですし、過去の私もそうでした。
自分で手法を作る場合、「そもそも優位性ってなんだ?」というところから始まるわけで、ここで壁にぶつかって先に進めないというケースが多いと思います。
優位性というのは、大きく分けて二つの意味があって、ひとつはここまでの話に出てきた「勝てるトレード手法に備わっているもの」という意味です。
「優位性のあるトレード手法」といった場合、つまりその手法には利益を生み出すパワーがあって、そんな “優位性パワー” をもった手法のことを「勝てる手法」と言う──という感じです。
もうひとつの意味は、ある特定のチャート状況において、売りと買いそれぞれの勢いがアンバランスになって(売買が偏って)、確率的にどちらか一方が有利になる相場局面のことを指します。
これを「優位性が発生している相場状況」といったりします。
例えば現在、売り勢力が不利な状況になっていてレートが上昇しやすい局面になっているなら、「今は買いポジションを持つことに優位性がある」という具合に表現するわけです。
これらの意味をまとめると、「売りと買いの勢力がアンバランスになってどちらかが有利になっている状況」──すなわち優位性が発生している相場状況を捉えてルール化したものが「優位性のある手法」ということになります。
ということは、勝てるトレード手法を作りたければ、優位性のある相場状況を見つけてそこでトレードするようにルール化すればいいわけです。
じゃあ、その「優位性のある相場状況(優位性が発生している相場状況)」ってどこなのかという話になってくるのですが、この辺りのことをブログ記事のほうで詳細に解説していますので、そちらをご覧になって下さい。
具体的なトレード手法も紹介していますので、あなたのトレード手法づくりに役立ててもらえればと思います。