2時間くらいの暖かい時間を無駄にせず
さっそく大地の呼吸を吸ってきました
歩けるのに外に出ないのは贅沢だ。
そんな話を前回書いたので、今日は早速大地の呼吸を吸いに行ってきました。
精神を病んでもそばにいてくれた人たち
今日は毎月行っているクリニックの予約日でした。
私は20代の頃、精神科に通っていました。
当時の自分は今の自分から見てもドン引きです。
他人はもっとドン引きだったことでしょう。
それで友人も離れました。
親戚も離れました。
親も離れたがりました。
私本人すら、自分から離れたくなりました。
けれど、そんな私を見捨てずに寄り添ってくれたのは、クリニックの先生と1人の親友です。
親友とは今でも交友があってとても嬉しいです。
上京した時にはかなり身体を使う仕事でしたし、楽しかったので精神科とは無縁の生活に戻ることができました。
夜もちゃんと眠れたし、他の病気もなくなった、ような気がしていました。
けれど、本質的なものはやっぱり抜けないのですね。
今はそういう言葉が出てきて自分で納得し、うまく付き合っています。
それは、『HSP』という言葉です。
私は幼い頃からHSPの体質そのままで、生きることにとても苦労しました。
すぐに鬱っぽくなるのも納得です。
当時は1日に何十錠と処方されていた薬も、今は眠剤1錠と、私の希望で処方してもらっている自律神経の薬1錠のみです。
当時処方されていた薬は、最近まで忘れ去っていました。
でも、当時開設してグロい居場所を作っていた個人ホームページを見て、思い出しました。
このホームページはもちろん現在は存在しません。
でも、もう消されたホームページにアクセスできる方法はあります。
それはここでは書きませんので、興味のある方は調べてください。
私はその方法で、当時の私に会いに行きました。
すると、処方されていた薬がアホほど記載されていました。
日記はヤプログというサービスが終了してしまったために、追うことができませんでしたが、それでよかったのだと思います。
再び精神科にお世話になっている理由
せっかく眠れるようになったのに、再び精神科にお世話になっている理由は不眠症です。
ある会社に出向いて仕事をしていた時に新型コロナウイルスが流行し、家での仕事に完全にシフトしました。
その時に気づいたのです。
当時のマンションの上階の人が、尋常ではない騒音魔だったことに。
その時はうさぎと一緒に暮らしていましたが、昼間にこんな騒音に毎日耐えていたのかと思うと申し訳なく思いました。
その騒音は人が日常生活で出る音や、ちょっと物を落として一瞬出てしまう大きな音では、明らかにありませんでした。
電動ドライバーを直接床に当てて空回ししているような音と、壁をすり抜ける子どもの走る足音です。
多分上下階の間取りは同じはずなので、そこには壁があって通れないはずなのに、子どもの走る音はすり抜けて聞こえました。
105歩くらい譲って座敷わらしだとして、それは別にいいです。
私達に害を与えるものでもなかったし、存在する子どもだったとしても子どもの足音は全然悪くないと思います。
むしろ注意しない親に腹が立ちますけどね。
やっぱり理解できないのは、電動ドライバー直当ての音です。
どうやったらそんな音が出せるのでしょうか。
仮にDIYが大好きだったとしても、例えば棚を作るのにそんなにドライバーを空回しするとネジがバカになって棚はできずにゴミが増えるだけだと思います。
実はその家にいる間に2回ほど、管理人さんに騒音のクレームを出したことがありました。
また私が悪者か……と思いつつ、言わずにはいられなかったので、もう一度伝えると、注意しに来てくれました。
でも、それからは嫌がらせのようにさらにひどくなりました。
なんだか昼間にイライラが募って、夜はさすがに上階も静かなのですが、昼間のイライラが寝る時になって棘のように突き出てきて、眠れなくなってしまったのです。
せっかく通院しなくて済んでいたのに、それも昔通っていた病院ではなく東京で新しく病院を探すのは難しく、できれば市販の薬でどうにかならないかともがいていたのですが、1回2錠のドリエルを4錠飲まないと眠れないので、諦めて精神科に行くことにしました。
そこからはもうずっとお世話になっています。
眠剤を1日1錠もらうためだけに、通うことになりました。
別保公園を散策してきました
長くなりましたが、眠れるようになるにはセロトニンも必要です。
釧路は「暖かくて外で散歩したい」と思える時間が1日2時間ほどしかありません(個人的に)。
15時になると暗くなってきて、寒くなります。
冬の日没は16時と、本当に暗くなるのが早い街で、静かな所です。
お昼のクリニックが終わってから買い出しに行く約束を夫としていたので、家の駐車場に戻りましたが、今日は本当に暖かくて外を歩きたいという気持ちになったので、家で仕事をしていた夫を連れ出して釧路町にある別保公園へ行ってきました。
人が歩く道は歩きやすくなっていますが、ほとんどが雪晒し。
白銀の世界が広がっていました。
積もった雪はサラサラで、雪だるま作りにはやや向かない綺麗な雪でした。
夫は雪国育ちではないので、テンションが上がりっぱなしで見ていて面白かったです。
お腹が空いていたのでまずはレストランに入り、ナポリタンを食べました。
喫茶店のナポリタンってどうしてこう、戻りたくなるのでしょう。
自分で作ってもこうならないのが不思議です。
量もちょうどよく、満足です。
鉄板で炒められたパスタってパリパリの部分があって好きです。
あえて窓から外を望む席に座って、冷たそうな空気を眺めながらアツアツのパスタを食べました。
左に三角屋根が見えますが、これはツリーハウスという名称で、小さな子どもが座って遊べるような遊具が置いてあります。
ストリートピアノもあります。
『別保公園で見られる野鳥』というポスターがあるのですが、そこに載っているシマエナガは今日は見られませんでした。
本当に釧路で会えるのかな、と思えるほど幻の野鳥です。
いるらしいですが。
このツリーハウスを歩いてぐるっと裏に回ると、ステージがあります。
ここらへん一帯は夏にはバーベキューができるようになっていて、このステージもあります。
私はこのステージにちょっとだけ思い出があります。
高校の部活に入部した際、新入生歓迎会がこの公園で行われ、慣れない人たちとバーベキューをしなければならないという試練にぶちあたりました。
上下関係仲良くやっていこう、という感じなのに、やっぱり先輩は怖いです。
1年の時はバーベキューの写真が残っていたのでその思い出があり、2年の時はまったく思い出せません。
消したい記憶でもあるのでしょうか。
3年の時はここで出し物をしたのですが、寸劇のようなことをやって「演技が上手」と言われたのを覚えています。
レストランの隣にお土産屋さんがあるので、いつもは入っても見るだけなのですが、今日は何か買おうと思っていくつか購入しました。
どこかに行ったら、なにか1つでも物を購入しようと思います。
今日のお土産です。
海藻サラダスープはお湯を入れるだけでとろみのあるスープになるようなので、朝の1杯にいいなと思いました。婚活昆活醤油はその名の通り、昆布醤油です。
色が薄いので、お刺し身や冷奴にかけると美味しそうです。
昆布茶もラベンダー緑茶も私が仕事中に飲みたくて買いました。
クマを可愛く見せることに注力しているのかもしれませんが、洒落にならないほど最近は恐ろしい事故が起こっていましたね。
無事全員冬眠できたのでしょうか。
最近はヒグマのニュースを聞きません。
果てしない大空と広い大地のその中で~♪ する深呼吸は、とても肺の奥まで新鮮な空気を送り込んでくれます。
外に出ると、「外っていいよね」と思うのに、また家にいると「家サイコー」となる自分が八方美人すぎて嫌になります。
それにしても、北海道の景色を歌った曲って本当に広い感じがしますよね。
私が作った曲もそうです(なにを言うか)。
きっと、北の大地を感じて頭に浮かぶ作品は壮大なのでしょう。
少し仕事が詰まっているので、また時間ができたら外に出ようと思います。
それでは、また。
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