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人生の3冊

『あっという間に人は死ぬから「時間を食べ尽くすモンスター」の正体と倒し方』(佐藤舞さん 著)を読んだ読書感想文を中心に、
私自身に大きな影響を与えた本や、これからの指針にしたい本などここまでの人生の3冊を書きたいと思います。



この本は、聴く読書「オーディブル」で聴きながら、本をテロップのようにして、まるで長編なyoutubeを見ているかのようにして読みました。

昨日のお昼前から夜遅くまで、、実に一気に。。

ひと言で言うと、「私に向けて書いた本では??」
という感想でした。

諸法無我や、因縁生起、諸行無常といった
仏教哲学や、、

マインドフルネスをベースにした心理学の新しい認知行動療法であるACTを元にしてたり👀✨

ACTの本で、「The Happiness Trap(和名:幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない)」(ラス・ハリスさん著)の本が、約5〜6年前と遅いのですが、私の考え方にかなり大きな転機をもたらしてくれた印象的な本でした。

今回の本も、この先の人生で悩んだ時に、何を選択するのかのヒントにもなるであろう本、、
という感じがしました!

夢中に読み、そして聴きました☺️。


もう一冊は、『Compassion 』(ジョアン・ハリファックス先生 著)という本です。

私の学んでる、OM YOGAの特別講座での
課題図書でしたが、私もとても大切にしたい価値観につながる人生の指針になりそうな本だなーと
感じていて、、、これも大切な本で✨

ざっくり、本当の思いやりとは何かについて、
詳しく書かれてます。(強さも必要、など。。)

読み切るのにとても時間がかかったので、少し忘れたところもあり、ゆっくり何度も繰り返し読んで、咀嚼していきたいと改めて思いました。

これまでの人生の3冊!


話を読書感想文に戻すと、
人生は苦しいものなんだということが前提なのは
最近よく学んできてた通りでしたが、

この本では一歩踏み込んだ表現をしてました。

人生には苦しさも必要なんだと。
とても印象的でした。

すこし抜粋しますと、
温室という恵まれた環境で育った木は、急速に枯れやすいとう実験があったそうで、、

世話や栄養が足りないのではなく。

風というストレスが木を逞しくするのに、
温室の木に風はなく。

ストレスで細胞が傷つくのがいけないのではなく、
それらを自ら修正することで強くなるのに。。と。

レジリエンス(回復力、立ち上がる力)という言葉も最近注目されてますが、立ち上がる力。。。本当に人生を歩んでいくのにとても大事な力とも改めて思いました。

この本では、人生の目標設定は、三段階で行うことを推奨してました。

「価値観(向かいたい方向)」と「目標(中間的ゴール)」と「手段(行動)」と。。

価値観もそんなに大きくは変わらないけど、常に修正していくものであり、変わってよくて、、というか、変わっていくもの、、、という点にもすごく励まされました。(価値観すらも変わらないものはないのか、、、👀)

そもそも、、価値観は、
自分と他者といった、社会との関係性の中に生まれるものでもあり、文脈があり。。

たとえば、
「健康」「名誉」と言った名詞の単語ではなく、どんな行動をしていきたいかの文章とのことで、面白いなーと考えさせられました。

🌱🌱🌱

「ヨガを仕事に」という目標が私の向かいたい価値そのものだと強く思っていたと私は思います。(そして簡単には諦められないけど、それが執着にもなることも。大学生の頃にも似たようなことがあったな、、、。)

問題点として、
「ヨガを仕事に」の先の、自分の価値観にあたる
目指したい方向が、何度も考えてはきたけど、まだまだ曖昧だったのかもしれなかったということを、この本を通じて大変思い知らされました。

だから、目の状態が悪くなり、
「ヨガの先生」が、目の前から消えたとき、
軌道修正がなかなか難しく、

目の前が闇になり、、、きっと
色々弱いところがいっぱいでてしまい。。😢

きっと、信頼とか、、色々大切な失ったものがたくさんあるかと思います。。
(願わくば、長い目で挽回できたら、、、、😢)

旅にトラブルが付き物なのと同じで、
人生は思い通りにはいかず!

自分の価値観を掘り下げて、
人生の中の避けられない真理とも向き合い
軌道修正していき続けないとと、、、

とても考えさせられました。。

近年のNHKの朝ドラで、あまり毎朝ちゃんとは見てないのですが、話題になった作品は観てる時もあり、『半分青い』とか、『舞い上がれ』といった平成の物語では、主人公が職業を何度も方向転換していたのが私の中で印象的でした。

自分自身も、まさにそうで、、

昭和の時代の終身雇用の時代の親世代を見てきたので、漠然と、一直線に、一意専心で進まなくてはいけない印象が潜在的になんとなく昔は自分の中にあったのかもですが、

一直線の人生ってないのかもな、、
というのも少しずつ感じられています。

逆に、方向転換できる柔軟さ、、、も大事かもとも思えました。

価値観の方向を目指す時、道筋の手段が変わることもあるという選択肢も心に刻み、、、

今回、ヨガの先生としての活動再開を選択しますが、この先の人生が続く中で、違う形の選択肢もあるよということもよく心に留めておかないと苦しくなる場面もまたあるかもしれないですよね。

ヨガを愛好するだけでなく、
ヨガの先生になるということは、
先生になってどうしたいか。
社会に対してどうあってほしいからか。
何故ヨガの先生になるのか。
本当に何回でも都度、自問自答が必要な問いですね。考えてきたつもりでしたが、まだまだ掘り下げていく余地がありそうです。

うーん、、耳が痛い。。
けど、まさに私に向けた本だったなと。
出逢えて感謝したく。。

ワークもあったのでよく向き合い考えて、掘り下げて、今後につなげていきたいと思いました。✨

とてもおすすめな本…でした😊