ヴァセリン信者の私たち
私は中学生の頃からリップクリームとしてヴァセリンを使ってる。
拳くらいのでかいやつをジャージのポケットに入れてポケットがいつもボコっとなっていた。
めちゃくちゃ邪魔だけど持ち歩かないよりはマシ。
それからずーっと使い続けていたので家の中のあっちにもこっちにも置いてあっちのカバンにもこっちのカバンにも入れて常に５個くらい常備している。
数年ぶりに会った友だちには「うわ！ヴァセリンだ！ぬきって感じー！！」と言われるのがお決まりのセリフ。
基本は唇に塗るが傷をしたり、体の乾燥した所にも顔にも塗る。
その生活をずっとしていると一緒にいる人にどんどん伝染していく。
巨人も寝る前に唇に塗るし冬なら歯磨きの後にも塗る。たまにヴァセリンが無い時には「あれ？どこ？ないよ？？」と焦るくらい。
友だちに会えば「あ、リップ忘れた！ヴァセリン貸して」と言われるし出先でヴァセリンを忘れた事に気がつくと地獄だし買い足そうかと思ってしまう。
うちの子ども達は生まれた時にはヴァセリンと生きているので小さな怪我をすると
「かっかヴァセリン塗って〜」と言う。
「マキロンかけて〜」ではない。
消毒ではなく保湿派。
ヴァセリンと共に生きていく。
ヴァセリン共存同盟を家族で組んでいる。
おわり
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#ピュアスキンジェリー