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初心者が自作ボードゲームをゼロから創り上げるには#1

冬から春に変わるあの空気が大好きな、ふゆはるです。

11月、東京ビックサイトで行われた、
「ゲームマーケット2020秋」に遊びに行きました。

「ゲームマーケット」とは、簡単に言うと、
年に数回開催している、約1万〜2万人出店規模の
“電源を使用しない”アナログゲームが集まるイベント。

そこに、友達が出店していたので行ったのですが、
ふゆはるはアナログゲームの魅力に気づいてしまった…!!!!

すごろくや人生ゲームなどのボードゲームをはじめ、
トランプやUNOや遊戯王なんかのカードゲームも
アナログゲームになります。

「ゲームマーケット」では、
今流行りのワンナイト人狼とか
大々的に企業ブース(?)として出ていたカタンとかも
魅力的ではあったんですが、

1畳のスペースに長机と椅子二つ、
自分で作ったゲームを並べて、
一生懸命作ったであろう広告を掲げ、
手書きの値段表、数枚しかない名刺、
そこにいる、
神経衰弱を自分のオリジナルイラストで作ってる作者、とか
自分が作ったゲームをめちゃくちゃ早口で語る人(笑)
目の前にいるのに一言も喋らない人との
交流を間近に受けて、
おもろ・・・!!ってなってしまったんですよね。笑

そこで「私も作りたい!!!!」となりました。

ボードゲームを作ろう!

はじめになにをすればいいか。
まずは「どんなゲームにするか!」ですよね。

「オリジナルのゲームが作りたい!」
 → ゼロから自分でゲームシステム・ルールを構築する
「イラストを描きたい!」
 → 既存ゲームを参考にしてアレンジする

だと思うのですが、既存ゲームを参考にして大丈夫…?と思った方は、
著作権について調べてみてください。
(「ボードゲーム ルール 著作権」とかで。)

1.著作物
思想又は感情を創作的に表現したものであって,文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属するものをいう。

簡単に要約すると、

著作権保護は、「⁠創作表現」であって、「アイデア」や「コンセプト」、「ルール」そのものは保護されない。

って感じです。
自分が作りたいものがセーフかどうかはここを基準にして作りましょう。

ちなみに、イラスト重視の人は、ゼロから作るわけではないので、このnoteを飛ばして#2から読んでも大丈夫です。

ゼロから作る!

基本は、今まで体験したゲームから、
「あのシステム面白い」「このシステムも使える」
が基本だと思います。

そこから出来上がったイメージで、
とりあえずサンプルを作ってテストプレイ!

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そうすると、出るわ出るわ、システムの穴。
「このルールと、このルールが矛盾している!」
「このカードがチート並みに強い」とか。

テストプレイ→修正→テストプレイ→修正
要はデバック作業ですね。

これがまあ時間がかかる…


(あれ、ゲームパーツの印刷はどこに頼もう……販売はどうしよう……イラスト描きたい……お金ってどれくらいかかる……?)
やることは色々思いつきますが、
まずは「どんなゲームにするか!」を考えればいいと思います。

ある程度固まらないと、制作会社にもプレゼンできないですし見積もりも出ませんからね!

参考スケジュール表

目処が立ってきたらスケジュールも立てておきましょう。
「いつ販売したいか」
から逆算していくといいと思います。
意外と工程が多いので、急がずスケジュールを立てましょう。
印刷会社さんも困っちゃいますので。

参考までに私のスケジュール表です。

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それでは#2に続きます。またお会いしましょう。


▶︎次はこちら
<初心者が自作ボードゲームをゼロから創り上げるには#2>



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