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春惜しむピヤノの粒の降りしきぬ
4月27日はヴェートーベンさまが『エリーゼのために』を作曲された日だそうでしてよ。ピヤノのお稽古ですと、まず最初の目標になる曲の一つではないかしら。飽きの来ない旋律ですからよく耳にしますわよね。
誰もが聞いたことのある一曲ではないかしら。
この『エリーゼのために』が作曲された頃、本邦は文化年間を過ごしておりまして、異国の船が次々と来航するので対応に追われて各地で事件などが起こっておりました。
全く別世界の出来事のようですわね。
さて、練習曲と呼ばれる曲ですけれども、実はわたくしが一番印象に残ってるのは「きらきら星」だったりいたしますわ。
本当に最初の最初、おそらく幼少の頃に最初に弾けるようになる曲だと思うのですけれども最近は違ったりするのかしら。
それとパッヘルベルの「カノン」も良い曲ですわよね。速度によって調整できますし、徐々に複雑になっていくのが指を慣らすのに良い気のではないかしら。
やはり初心者ながらに、弾いていて面白いものが良いですわよね。
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