鳥肌も火照りも詠みて文月暮る
皆さまごきげんよう。
まもなく7月も終わりということで時が過ぎるのは早いものですわね。
この一ヶ月はどんな一ヶ月だったかしら。わたくしは梅雨の寒さがもう随分遠くにあるようで、少しバテながらなんとかゴールテープを切ったような心境ですわ。明日から8月。暑さを乗り越えて参りましょうね。
旧暦ですと7月は文月と申しますわね。
わたくしにとりましても、7月はそんな「文」の一ヶ月だったように存じますわ。俳句に支えられ、そして俳句に悩んだ一月でございました。
いろいろな方のご支援やお便りでなんとか夏をここまで乗り切れたように存じます。改めてありがとう存じますわ。
さて、8月はわたくし「出力」ではなくって「入力」に力を注ぐ月にしたいと考えていましてよ。原理原則の大切さや、基礎の大切に改めて思い至ったひと月でしたので、句歌の「研究」のほうに時間を割ければ良いですわね。
どうしても夏の暑さで思考が茹だってしまう時も多いと思いますので、そういうときは学びに徹して焦らずじっくりと――。
――それはそれとしまして、わたくし今は花火がしたい気分ですわ。
特に線香花火を無言で眺めている時間が好きなのです。音も光も他の花火には無い特別な趣がありますわよね。
8月の間に一度くらいは花火を樂しみたいですわ――。
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平素よりご支援頂きまして誠にありがとう存じます。賜りましたご支援は今後の文芸活動に活用させて頂きたく存じます。