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夕立や馬車鉄道の音高き
6月25日は明治13年に東京馬車鉄道が開業した日だそうですわ。
新橋―日本橋間ですから距離としてはそんなに長くはないですけれども、この日から東京を網の目のように走る市電の歴史が始まりましたのね。
東京馬車鉄道は開業当時お馬さんが200頭ほど居たそうなのですけれども、その後路線が増えるに連れて頭数も増えまして、電車に切り替わる明治30年代頃には2000頭を超える時期もあったそうですわ。
2000頭のお馬さん。それだけでも維持するのが大変そうですわよね。どうしていたのかしら。
尤も無理があったのか馬車鉄道は徐々に電車に置き換わりまして明治30年代には路面電車が増えてまいります。ですから東京市内を走った乗り物としては20年ほどの歴史で終わってしまったのですけれども、だからこそ明治の香りがありますわよね。
実際には大変だったのでしょうけれども趣がありますわ。
わたくしは馬車鉄道には乗ったことが無いのですけれども、乗り心地はどうなのかしら。市電の動く機械の音がしないとなりますと、また特別な趣があるのかしら。一度乗ってみとうございますわね。
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