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八朔や忘れ久しき街にをり
ごきげんよう。昨日は8月1日ということで、本当でしたら旧暦の行事なのですけれども新暦の今日に「八朔」の行事を行う地域もあるそうでしてよ。
京都の舞妓さんですとこの日に挨拶回りをするのだとか。
わたくしが手にしている柑橘類のハッサクもこの時期から食べられたというのが由来だそうでしてよ。
昨今あまりお祭り以外に「八朔」という風習を聞かないのは、同じような時期に似たような風習のお中元があるからかしらね。ちなみにお中元、わたくしは日用品よりも甘味が嬉しゅうございますわ。
歳時記ですと「八朔」は仲秋になっておりますけれども、こういった既に廃れかけている風習は俳句ではどう詠めば良いのかしらね。江戸時代の俳人の方を参考にしても仕方ない気がいたしますし、難しゅうございますわ。
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