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カチューシャの飾りを添へし落花かな
本日は七十二候『桜始開(さくらはじめてひらく)』ですけれども、それと同時に「カチューシャの唄」が劇中歌として歌われました舞台『復活』が、初演された日ですのよ。
ということで今日は桜の木の下でカチューシャを付けてまいりました――。
さて、わたくしが今日髪にしている髪飾り。
なぜ「カチューシャ」なのかと申しますと、大正3年に初演されました舞台『復活』のヒロインの名前が「カチューシャ」というロシア人の子なのです。
この劇が評判となりまして劇中の髪飾りをそう呼ぶようになりましたの。
ですから「カチューシャ」という言葉は日本でしか通用しませんわ。
この作品、本邦では映像作品としても黎明期の作品の一つでして、また日本国内で初めて”ヒット”をしたレコードとされております。まことに社会に影響を与えた作品なのではないかしら。
カチューシャの唄、最近お歌を歌っていませんでしたからこの機会に歌ってみようかしら。
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