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サラリーマン像が変わった【転職と副業の掛け算】moto

これからの時代は、会社も組織も自分のキャリアを保証してくれません。
                            「はじめに」抜粋

 まじかっ!!

 まぁ、うすうすは気づいていましたが、そうでしょうね。

 そもそも会社がどうなるか、この先どうなっていくのか正直誰にもわかりません。

 わたし自身、勤務先が倒産するという経験を20代で2回してきております。自分としては、まったくキャリアプランの無い状態で会社が倒産してしまったため、再度、いちから勤め先を探さざるを得ない状況に追い込まれました。

 すでに職が無いという状態での転職先の選定は、精神的に金銭的に、時間的にもかなり追い込まれたこともあり、その頃は同業種・同業界で転職先を探すしかなす術がありませんでした。motoさんのいう「軸ずらし転職」など思いつくこともありませんでした。

 その後、他業種に転職ができ、やっと業界の軸を変えられましたが、軸を変えられていなかったとしたら、もっと大変な状況になっていたと想像ができます。

 そういう経験もあり、motoさんの言う「職種×業界」で年収の大枠が決まってしまうというのはものすごく肯けます。市場価格と原価でおおよその利益率は決まってしまうので、おのずとそこから年収も決まってしまいます。
 ということは、どのようなビジネスモデルで収益を上げている業界なのか、業界におけるシェア、競合が海外なのか国内なのか、それを知ることが、年収を上げる重要な鍵になるということです。 

 また、motoさんがあげられている。
【市場価値(=生産性)を高める5つの力】
1.論理的な思考ができる力
2.構造的に物事を捉える力
3.物事を俯瞰したうえで、課題を特定する力
4.課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく話せる力
5.1〜4を用いて組織をマネジメントする力

  を意識して業務をされている方は、それほど多くないと感じますが、市場価値を上げるうえで、ものすごく重要なスキルです。
 どんな課題を抽出し、どのような仮説を立てるか、起きている問題に対して、どのような側面からアプローチするか、経験と知識が問われる内容です。

 現在、20代、30代の方のほうが、今後の経済の状況、企業の動向に、より危機感を抱いていると思います。それ以上の世代の方は、若い世代はこういう認識で会社に属していると理解する必要がありますし、また違った危機感を持つ必要があるります。

 変わりゆく仕事観の中で自分はどういう価値観を持ち、日々の仕事に向き合えばいいのか、時代の変化と、価値観の変化に対応していかなければならないと、危機感を持つことができました。

転職も副業もする気のないサラリーマンも、一度は読んでおくべき内容であると思いました。




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