再現性の低い「転職と副業のかけ算」【「死ぬこと以外かすり傷」箕輪厚介】
いつ頃だろうか、世の中にかっこいいがものすごく溢れ、それぞれが、それぞれの世界でかっこよくなってしまい、それぞれの世界でもてはやされ英雄になる。そんなそれぞれの小さな世界が無数に出現し、そして、なにが本当にかっこいいのかわからなくなった。
以前は、これはかっこいい、だれが見てもかっこいい、というものがあったはずだ。だれもが熱狂し、夢中になり、たとえ夢中になっていない側の人も、ある意味認めてしまうような価値観。王道の価値観。だれもが見ていた月9のドラマだったり、だれもが応援し