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再現性の低い「転職と副業のかけ算」【「死ぬこと以外かすり傷」箕輪厚介】
いつ頃だろうか、世の中にかっこいいがものすごく溢れ、それぞれが、それぞれの世界でかっこよくなってしまい、それぞれの世界でもてはやされ英雄になる。そんなそれぞれの小さな世界が無数に出現し、そして、なにが本当にかっこいいのかわからなくなった。
以前は、これはかっこいい、だれが見てもかっこいい、というものがあったはずだ。だれもが熱狂し、夢中になり、たとえ夢中になっていない側の人も、ある意味認めてしまう
マーケチングってなんだ?【筋の良い仮設を生む問題解決の「地図」と「武器」】高松康平
最近マーケティングという言葉を良く目にするようになりまして、iphonで見る記事や、ビジネス関連のニュースで見るようになりました。
しかし、お恥ずかしながら、マーケティングっていうのがさっぱりわかない。
「事業戦略」とか「経営戦術」とか耳にはすれど、その内容がわからない、わからないが、仕事をする上で、商品を販売していく上で、会社を経営する上でなんだかとても重要そうだ。
自分もこれからビジネス
”We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen”
We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen
ザ・リッツ・カールトン・ホテル カンパニーL.L.C.
前職がホテルマンということもあり、サービスに関する書籍をいまだに読むことがある。「【リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと】林田正光」は自分がホテルマンだった頃に手にした本であり、すでに
村上春樹【風の歌を聴け】”ものさし”について
ハートフィールドがよい文章についてこんな風に書いている。
「文章をかくという作業は、とりもなおさず自分と自分をとりまく事物との距離を確認することである。必要なものは感性ではなく、ものさしだ。」(「気分が良くて何が悪い?」1936年)
僕がものさしを片手に恐る恐るまわりを眺め始めたのは確かケネディー大統領の死んだ年で、それからもう15年にもなる。15年かけて僕はじつにいろいろなものを放り出してきた
今にも消えそうだった自分を支えてくれた言葉【吉本隆明 初期詩集】
ぼくが真実を口にすると
ほとんど全世界を凍らせるだろう
という妄想によつて
ぼくは廃人であるさうだ
吉本隆明 転位のための十編 廃人の歌
の一節だ。
吉本隆明が戦後の思想会に与えた影響は大きい。団塊の世代の作家達の本を読みあさっていたころ、その作家達が言及していたのが吉本隆明や小林秀雄などの書籍や思想についてだった。
そのころ、自意識の塊であったような自分は、この難解な思想や社会や自分の