そ う だ 、 カ フ ェ に 行 こ う 。
つれづれ日記。
本日は休日。
昨晩なぜかなかなか眠れなくて。
インスタをうろうろとサーフしていたら、明日ひさしぶりにお気に入りのカフェに行こうかな。と、思った。
思った時間が深夜2時で。
うちは電気で沸かすお風呂なので、朝風呂に入ろう、と、お水を溜めて、沸かし太郎という沸かすキカイのスイッチを入れた。
8時半起床。
あ、雪っぽいの降ってる。
おまけに、胃の調子が悪い。
昨日の夜に、ウォーキングした後に急にカルピスソーダが飲みたくなり、部屋に帰るまでにあるドラッグストアでカルピスソーダを買って、帰宅してからゴクゴク飲んだ。すーごく、美味しかった。
でも炭酸系の飲み物を飲んでから眠ると、大体翌朝の胃の調子が悪くなるんだよな。
どうしよう、今日は部屋で過ごそうかな・・ と、一瞬思ったけれど、自分の中にいる子供の自分が、もしくは、身体の声が「行きたい行きたい!カフェ行きたい!」と叫んでいたので、ざぶんと朝風呂に入って髪を洗って乾かして、サクッと出かけることにした。
出かけることにして、正解だった。
パズルのピースがカチッとはまるように、今日はこのカフェにこの時間に行くことになってたんだ、と、思うくらい、ものすごく心地よく過ごせたし、のんびりできたし、贅沢な時間を過ごせた。とてーも、良かった。
行きは雪がぱらぱら降ってたので「積もらないかな」と不安だったけど、雪だけど出向く自分にわくわくした。
いつまでもこもっていられるかい、という気分でもあった。
到着すると、すでに車が停まっていて。
わたしと同じくオープン時間を狙って来てる人が結構いるのかな、と思ったけれど、店内に入るとお客さんはひとりだけだった。
めずらしく、男性のお客さん。
わたしのお気に入りのカフェはおおきな窓があって、そこから緑をのぞめるのがお気に入りなのだけど、窓に面した席の、わたしが好きなはしっこの席。の反対側の席に、男性の方はすわっていた。
なので、安心して自分はお気にの席に座った。
世界中を旅したことのある、かわいい感じの女性の店主さんと雪の話をしてから、メニュー表を見る。
インスタで見て、食べたいな、と思ったランチがあった。
ケーキも、狙ってたものがある。やった。
デザートセットを頼む。
きました。コテージパイのランチ。
ほくほくじゃがいもとミートソースでできた、表面はパイっぽいドリアのような。不思議な食べ物。とてーも、おいしかった。
ちょろりんと長いにんじんも、甘くておいしかった。
窓から見える雪景色を眺めながら、ゆっくり、ひとつひとつ、味わって食べる。
雪景色を味わいながら、本を読みながら、カフェにいるのは、カフェに居る時間は、とても贅沢だった。雪の日も、いいなあ。今日で良かったなあ。
カフェのお供の本たち。
ホリーガーデンの本の中の果歩ちゃんに癒され、励まされ、ああ果歩ちゃんがいて良かったなあと思った。
果歩ちゃんは料理がうまいし眼鏡屋さんの主任になったし、かわいいし、わたしより全然良い女すぎるんだけど、私に似てるところが多いな、と思って安心する。自分を肯定できる気持ちになる。
果歩ちゃんかわいい。
そう思える自分がうれしい。
くるみのチョコレートケーキと、チャイもおいしかった。
本を読みながらなので、ちびちびと、食べた。
雪景色をみて、チャイを飲んで、ケーキをひとくち食べて。
本を読んで、本の世界に浸って。
本を閉じて、今朝Kさんとやり取りしたLINEメッセージをながめて。
(めずらしく、朝から「会いたいな」みたいなのをぼかした感じのメッセージを送ったら、Kさんがうれしそうにしてた。自分を想ってくれる誰かがいて、ひとりでいる時でも、自分以外の誰かの存在を感じれるって、いいな。って思った。)
そんなのを繰り返していたら、
本を読んでいる時に「あ、満ちた。」
みたいに思える瞬間があった。
たっぷり充電できた印。
続きは、自分の部屋で読もう。ピアノも弾いたりしよう。
ホリーガーデンの世界の扉をゆっくり丁寧に閉めて、
まあたらしい一日、の、短いお話をふたつ読んで。
お会計を済まして、カフェを出た。
カフェのお姉さんに「ランチとケーキ、美味しかったです」と伝える事ができた。
いついつぶりに来れました、という事も伝えたのだけど、なぜかお姉さんに「つい最近も来られてた感じですね」と、言われた。久しぶり感がないのは、なんか、うれしいかも。
本を積んでたので、「図書館で全部借りられたんですか?」と聞かれたりもした。お姉さんに声をかけられるのは、うれしい。
ほとんど図書館で借りた本だけど、ちゃんと買ったホリーガーデンばっか読んでた。本の質感も好きすぎるんだなあ。
とっても良い時間だった。ほんっとうに。
さらさらの雪が降るなか、帰宅。
帰ってから、掃除やら、いろいろ、やりたいと思っていたけど。
ぜーんぶほっぽらかして、今、この文章を書いている。
また、やる気になったらでいいや。
そんな気持ちになった。
「今日はこれがやりたい」「ここに行きたい」
そう思った時に、そのように行動できた自分がうれしかった。
いつもなら「お金が・・」とか「もっと寝たい」とか、思いそうだけど。
心の声を丁寧にすくいとって叶えてあげていたら、心の声がどんどん聞こえるようになった、というか、どんどん話しかけてくれるようになった気がするんだよな。
今度は何を言ってくれるんだろう。
ちゃんと叶えるから、話してね。
最近は、そんな気持ちでいる。