ゾンビから逃げる方法を本気で考えたみた
ホラー映画が好きです。
特に、ゾンビ映画は大好きで、比較的幼い時からたくさんのゾンビ映画を観てきました(子供の頃からバイオハザードのゲームもやり込んだ。プレステで)
そのため、私は昔から「世の中がゾンビに侵食されたら、どうやって逃げようか?」と本気で考えてきたんです。今日はその知見(?)を盛大に披露したいと思います。
■其の壱 武器は身体に合ったサイズを選ぶ
もし、自分の住んでいる町が、市が、ゾンビで溢れ返ったら……。まずは逃げないといけません。生きたまま喰われたくない。絶対痛い。
だがしかし、最近のゾンビは足が速いです。そりゃあもう、某オリンピック選手もびっくりなほど、とにかく全員足が速い。(謎すぎる)
そのため、まずは足の速いゾンビに追われることを想定しなければいけません。どこにいてもどのような状態でも、とにかく「走る」ことを念頭にいれて行動してください。
しかし!ここで、重い武器を持ってしまったら……。
そうです。武器が重いせいで「速く走れない!」なんてことになれば本末転倒。そのため、武器は自分の身体に合ったサイズと重量のものを選びましょう。
海外ならね、拳銃でいいのだろうけれど、日本で拳銃を手に入れるのは至難の業。だからといってむやみやたらと重くてでかい武器を持ってはいけません。走れないからね。
たとえば、身長150センチ、体重4……じゅうんキロの私なら『そこそこの長さのバール』を選びます。
私だって本当なら鉄パイプとかを選びたい。それか木刀。(こう見えて昔、剣道をやっていたのです)
しかし、鉄パイプや木刀を持って速く、長く走れるかと問われたら、正直自信がありません。そこで、バールならどうでしょう。ある程度強力な武器になることに加え、そこまで重量もなく、壊れることもなさそう。
バールでゾンビの頭をかち割りながら逃げます。
■其の弐 むやみやたらと移動しない
ゾンビ映画を観ていて、とにかく不思議に思う。それは「この人たち移動しすぎじゃない??」ということ。
まぁね。映画の主人公たちは、必ず何かしらの目的を持って移動をしているから、仕方がないのかもしれません。
「〇〇まで行けば、ゾンビのいない町に出るよ!」とか「〇〇に、ゾンビから人間に戻す薬があるお!」とか。
ですが、そう言った情報や目的がない場合、私はむやみに移動しないことを推奨します。まずは大きめのデパートかショッピングモールに逃げましょう。そういった場に行けば、とりあえず数日分の食料、着替え、寝床、ラジオなど、とにかく生活に必要な最低限のものは揃っています。
あとはそこで自分より強そうな人間が来るのを、筋トレでもしながら待っていましょう。そしてその人についていけば、あとはバッチリです。
力に自信のない私みたいな方は、なるでく他力本願で生きてください。
■其の参 車の後部座席に気をつける
どうしても移動しなければいけない場合、やはり車を使うことをおすすめします。その辺に乗り捨ててある車を勝手に使いましょう。
大丈夫、そのような世界になれば、何をしても誰もあなたを責めません。
だがしかし!ここで最大に注意して欲しいこと。それは「車の後部座席」。
ゾンビ映画でも、登場人物が車に乗って逃げようとするシーンがよくあります。頻繁にあります。しかし、その大半のシーンでありがちな展開といえばこれ。
まず、エンジンが上手くかかりません。もうそこまでゾンビが迫っているのに、なぜかエンジンがかからない。ようやくかかったと思ったら、「今までどこに隠れてたん?」と思われるゾンビが後部座席から「ンバーーッ!!」と出てくるのがオチです。悪趣味な野郎共だ。
でも大丈夫。落ち着いて。
こうならないために、まず、車を見つけたら一番最初に後部座席とトランクを確認してください。ゾンビが潜んでいないことが分かれば車に乗り、全ドアのカギをかけましょう。そしてシートベルトをします。
シートベルトは事故ったときにフロントガラスから飛び出さないように、絶対にしてください。普段事故らない人も、ゾンビの世界では高確率でみんな事故ります。
ここまでくれば安心。いくらゾンビでも、車の窓ガラスを割ることは簡単にできません。あとはゾンビが集まってくる前に、車を発進させましょう。
先ほども申し上げたとおり、さまざまなアクシデントにより高確率で事故ると思いますが、なるべく運転には気をつけて。
■其の肆 水に飛び込んでみるor囮に1体炙ってみる
ここからは一か八かの賭けになります。
もしゾンビに囲まれ、絶体絶命のピンチに陥った時。すぐ傍に川か海があれば、思い切って飛び込んでみましょう。
ほら、ゾンビって基本腐敗してるじゃないですか。その原理でいけば、水の中に入ると体が崩れていくはずなんですよね。多分。
でもゾンビ映画を観ていると、時々泳げるゾンビも出てきます。もはやこの辺の理屈は私にも分かりません。(ごめんなさい)
そのため、この決断は本当に一か八かの時にだけ使ってください。とんでもなくクロールの速いゾンビもいます。
あともう一つの一か八か。
まず、弱そうなゾンビを頑張って捕まえてください。情けは不要です。
捕まえたら火のあるところでそのゾンビをいい具合に炙ってみましょう。
ゾンビ映画で時折、共食いをしているゾンビを見かけます。おそらく、彼らも窮地に立たされると共食いをする生体なのでしょう。
それならば、ゾンビを1体、美味しそうな具合いに炙って持っておきましょう。いざとなればそれをゾンビの群れに放り投げて、その隙に逃げれば良きです。何度もいいますが、この世界で情けは不要です。自分が生きのびることだけを考えてください。
いかがだったでしょうか。とりあえずこれが、今までに数十本のゾンビ映画を観てきた私の見解です。
とにかく、世界がゾンビに侵食されたら「情けは不要」と覚えておいてください。たとえ生きている人に出会っても、あまり他人を信じすぎてもいけません。誰かと一緒に行動をしても、必ず裏切る奴が出てきます。人を見極めましょう。
そして、正義感を発揮しすぎてもいけません。いや、本来なら素晴らしいことですよ。誰かを助けたり、導いたり。
通常の世界では本当に素晴らしいその正義感も、ゾンビの世界では捨ててください。ゾンビ映画で正義感を発揮する人は、大抵終盤で殺されます。
「ここまで!せっかくここまで生き延びたのに!!」といった状態で、大体終盤でヤられます。(悲しすぎる)
とにかく、ゾンビの世界で生き延びたければ情けは不要なんです。あとは車の後部座席に気をつけて。
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さて、ここからは「楓花的☆ゾンビ映画ベスト3」を紹介したいと思います。ご興味ある方だけ見てください。(大分長くなったので、もういいやー!という方はこのままページをそっ閉じしてください。お読みいただきありがとうございました)
それではいきましょう。ドゥルルルルルルッ ダンッ
■ 第3位
ゾンビランド
これね、すんごい面白いです。‟笑える”という意味ですんごい面白い。登場人物のキャラがいいんですよね。タラハシーがかっこよすぎる。
緊迫シーンも笑いながら観ていられます。もちろんゾンビの足は速いです。でも、この映画を観れば「後部座席に気をつけなきゃ!」の意味も分かると思います。ぜひ。
■ 第2位
ドーン・オブ・ザ・デッド
もうこれはドキドキハラハラ!って感じですね。(語彙力)
おそらくなんですが、この映画あたりから、ゾンビの足が急激に速くなったのでは??という記憶があります。多分。
あと、恋愛模様もあって良きです。ちょい切ないの。おすすめ。
■ 第1位
ワールド・ウォーZ
こちら、知っている方も多いのではないでしょうか。なんと言ってもブラッド・ピット主演ですからね。かっこいい。
これもね、とにかくゾンビがエグいです。足速いわ壁登るわ大量に迫ってくるわで、とにかくエグイです。
ただストーリー的に、ちょいツッコミどころも多かった記憶があります。でも面白かったので、ご興味ある方はぜひ!ブラピがかっこいいです。
そして忘れてはいけないのが、みんな大好き「バイオハザード」。
こちらはもう有名中の有名なので、あえてランキングには入れませんでした。ご了承ください。
さて、過去一長くなったnoteですが、過去一スラスラと書くことができました。やはり好きなもの・ことへのパワーは偉大。
というわけで!もし世の中がゾンビに侵食されたら……。みなさん頑張って生き延びましょうね!(最後適当でごめん)
【38/100】