「鎌倉殿の13人」30回感想【阿野全成さん退場に畠山ヒゲ忠さま爆誕に】
さて、「鎌倉殿の13人」第30回は、「阿野全成の愛と最期」「比企の野望」の二本立てでした。
全成さんの愛や考察については、いろいろな方がnoteで書いていると思いますが、私からも。
全成さんは、初登場時から「生き残る」ことに必死(表向きはそう見えなくても)で、生き残るために自らの能力(呪術)を使うし、権力を持とう(実朝のめのと)とも権力から距離を置こう(次期鎌倉殿候補から身を引く)ともするけれど、まわりの権勢欲の方から全成さんに猛タックルを仕掛けてきて、故に「生き残る」ことができなかったのでは…と思います。
ふた昔前の大河ドラマだったら、妻・実衣さんとの別れのシーンで「千幡さま(実朝)と子らのために生きてくれ」と言っていたでしょうが、そうではなく、ひたすら実衣さんの無事を案じて最期を迎えたのが全成さんらしいし、2022年だなぁ…と思います。
これね、「るろうに剣心」追憶編の剣心と巴を思い出してしまって…(あの惨劇が起きたのは大晦日)
(実写のDVD、完結編二部作を初回限定盤買っているのに、いまだに見られないでいる)
実衣さん、「全成さまのいない世にいてもつまらないから」(「真田丸」きりちゃん風)とか思っていそうだなぁ…。
そして、今回個人的にびっくりしたのが、畠山重忠さまのヒゲ&衣装変更でした。
ヒゲもですが、「天の川模様の直垂&白に水色の縞模様小袖」から「濃いめの青(天の川模様よりはくっきりした模様)の直垂にベージュの小袖(さらに濃いめグレーの半襟も)」に変わっていたのにもびっくりしましたよ。
気が付けば、ヒゲのことばかりツイートしてた(^^;
確かに、若い頃のフレディ・マーキュリーぽかった(つまり、ダンディ!)でした(*ノωノ)
大志くん、年を重ねたら、玉木宏さんや藤木直人さんみたいな素敵な役者さんになっていればいいなぁ(*´Д`)
で、次の時間帯でも「呪い」がとけない私は…
しかし、大志くんは「次に大河ドラマで主演しそうな若手俳優」の上位10人にも入っていない訳で…
ナレーション「これが、3年後の畠山重忠の乱と呼ばれる事件のきっかけである」(長澤まさみさんの声で)
…冗談です(>_<)
大志くん、「大河ドラマに主演しそうな若手俳優」に名前があがるように、もっと頑張って欲しいよ(>_<)
(これ、毎週書いているような気がする)
次回?その次?位の「比企の乱」で、重忠さまは「赤糸縅の大鎧」姿を披露するそうですが…予告画像で見た重忠さま、震えるほどかっこよかったです!!\(^o^)/
鎧姿で震えるほどかっこいいと思ったのは、「真田丸」真田昌幸の昇梯子甲冑以来かも!
そして気づく。
「「真田丸」では、青ベースのお衣装だった主人公・真田信繁(幸村)が、大坂城に入ってから「赤備え」みたいな衣装になり、「赤備え」の甲冑を身に着けるようになった」
…「鎌倉殿~」は主人公が敗北して死ぬドラマではないから、信繁のように「(主人公と対峙して)最期まで希望を持って戦って死ぬ」人物ポジションは、畠山重忠さまなのか!?
そうだとしたら、重忠さま最期は、大志民の贔屓目を抜きにしても、おそらく視聴者にとって最大級のロスになりそうな予感がします…
ここからは、雑感ツイートをいくつか。
「トキューサ」っていうと、仮面ライダーナントカとかに出てくる敵怪人っぽいですね(^^;
(正しくは「時房(ときふさ)」)
私、てっきり「比企能員が頼家を誘拐して、自分の屋敷に軟禁済みの上での発言」かと思っていましたよ…。まさか、本当に頼家が倒れてしまったとは。
比企の、自らの保身のために無実の全成さんが犠牲となり、結果として「比企の乱」が起こる…
畠山重忠の乱がこれをなぞるものになるとしたら、時政父(とりくさん)の、自らの保身のために無実の重忠さまが犠牲となり、結果として「牧氏事変」が起こるのですね。
うわぁぁぁん、見たいけれど見たくないよおおおおおおお(ノД`)・゜・。
今週も、最期…いや、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。(ネタではなく、本気で変換ミスしそうになった)
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