さよなら最終ページ

ヘッダ画像をお借りしています。しょうもない話でお借りして申し訳も立たない。

「飛脚クラス」は罵倒なのか?

天声人語を見ていたら、ゴールデン・ウィーク中の郵便配達が激烈に遅くなるよ、江戸時代の飛脚レベルだね、みたいな貶しがされていました。

もっともそのように書いただけで、「こっちは単に比べただけですが……?勝手に悪しく取った(飛脚程度の輸送能力しかないのか、現代の郵政公社は)のであればそれはあなたの心が狭いだけなのではないでしょうか」という責任逃れもできる。

もし本当にそうならあまりにも性格が悪すぎるため、一流の企業がそのようなことはしないでしょう。報道メディアの企業体質の悪化は監視機能の不全を招く。

別にぼくはインターネット上にみられる朝日新聞を極端な目で見る人ではないことは以前から述べている次第です。盲信も侮蔑もしていない。

そもそも情報メディアを絶対に信じようとしないことも脳死で信じることもすべきでないことは割と近代史が証明しているように感じます。その情報を受けて、自分はどうその場をつなぐかが求められている。

ともあれ飛脚なら、金に糸目をつけなければ馬とかを何頭も乗り継いで東京~大阪間の文書を5日程度で運んでしまう。こと2022年のゴールデンウィークに限っては、ポストへの投函日により相手に届くまで最長8日かかるのが紛れもない事実としてそこには列挙されている。

媒体としての天声人語

新聞とは公的機関つまり自治体や、企業の監視ツールという役割があります。

こと最近においては、郵政公社のすさまじい不正を糾弾すべきであり、それは非常に必要なことだった。人事が内部のごますり過ぎて、各局の局長が億単位の着服をする、顧客の個人情報を売る、上客のデータを集めてなんか賄賂的なものを配って票田にするみてえな政治利用までおっぱじめる、そういうことを告発しようとした社員を脅す、みたいなことが同一人物がやるならまだわかるけど(わかるわけねえだろ)日本各地で起きている。

ぼくは政治とか宗教とかみたいなことは書かないようにしていますが、彼らは政治にまで不正に侵食しようとした(実際した)実績をお持ちである。

情報メディアはそれらを明るみにしてなんぼですね。

そして、媒体としての天声人語とは役割があり、社説みたいなご意見述べツールです。

上記のような下地があるのなら、彼らが郵政公社へ向ける目は他社より厳し目でも仕方ないとぼくは思いますが、公私混同みたいなことになっては話がよくわからんことにもなりそうです。

不正な企業行為を糾弾すること(公)、ご意見を述べること(私)という見方です。

いやどっちも出版物の上で成されている企業活動の一環なんやから公公やないかい!と言われてしまえば否定はしづらいんですが、属性としての行為ということでお願いしたい。今日も1日平和にお過ごしください。

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中村風景
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