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余った時間できみに恋した11月を思い出そうまいたけまいたけぐるぐる

手島の話の続き。手島がシャンブルではなった存在感は解散前の続きだっていう結論を得はしたが、シャンブルを初耳だった頃はまっっっっっっっっっっっっっっっったくそんなこと思えなかった。

1回目でも言ったけど手島が目指したのは自虐ではなかったのだろうか。それはつまり現状最強の自分の居場所が戻ってきたから、手島にとってはもう何もいらんと(後年、宙吊りになってソロをひいたりするぐらい彼のギター人生は充実するのだ)ばかりに、冷静に唯自分のおかれた状況を見、そうだよな、ぶくぶく太っておっさんになってしまったよな、普通の生き方だったら営業努力が足りねえよとか言われたんだろうな、それを俺はT-LEXの名前を借りたグループで自己実現しているなんて、なんて恵まれた人生なんだろうと考えた結果生み出されたのがおっさんMARCHだったのかもしれない……

実際そうじゃなくていいし、こんなのただのファンの想像にすぎない。あまりにも下世話だ。ワイドショーじゃねえんだぞと言ってくれたっていい。ぼくはそういうのが大嫌いなのに自分がそうしてるならこんなに皮肉なことはない。戒めのために残しておく。

堀内はランチャのテーマ水の戯れとかわけのわからん世界を出してるし、ただあの歌の中でピアノ弾いてるのは良かった。あれ堀内の別の歌だった気もするけど……

自虐する理由は保身だ。いいご身分だなと世間様に後ろ指さされずにいられる確率が上がるからだ。自分らの都合でソニーにまで所属しておいて解散して、自分らの都合でまた始めるって何様だよ?とファン以外には思われてもおかしくない、と手島が思っててもおかしくない。

ぼくが勝手に面倒ごとの根源だと思ってる川西を説得した、これも勝手に最大の被害者だと思ってるがおそらくそのわがままの受け皿になっていた、一番最後に入った一番年下の阿部(といいますか川西が上級生すぎる)の言い分とは「過去がどうとかじゃねえ、今のこの5人で何ができるのかその向こうをお前は見たくねえのか?」というものだった。それに納得した川西がユニコーンの再結成を許した。なんかどう書いても川西が一番偉そうになってしまう。阿部が一生懸命動いてくれ、最終的に川西の許可をとったから再度動き始めれた、というようにシャンブルについてくるDVDを見ると思えてしまう。そういう作りに見える。

で実際、今の5人で歌を作ったらどうなるか?がここまで自由に反映されたCDもないんじゃねえかと思う。SPRINGMANの次に出たCDがこれって意味分かんないんじゃないか。政治家と犬とかなんかそのあたりの歌と地続きの歌が1個もない。ロック幸せと君と出掛けたを組み合わせたあのツアーでのセンスは誰が考えたんだかしらんが天才だとは思ったが……ドラムを奥田が担当するから消去法でそうしただけかもしれないが

向日葵で始まってHELLOで終わるCDにしてもど……どこがユニコーンなんだよ!?としか思えない。解散前死んでたぼくがそう思うんだから、ファンはもっとそう思うんじゃないか。ただ、さらに同時に2009までのそれぞれが何を歌ってたかの変遷も知らないから余計にそう思うのかもしれないけど。


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中村風景
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