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PUI PUI モルカー次回予告から最新話の内容を想像する回

PUI PUI モルカーの3話が無事に公開され、次回予告が登場しました。今回のnoteは、それが一体どんな話になるだろうと想像する回です。

3話の感想は以下から。

さてモルカーの予告ですが、基本2分のアニメであるにも関わらずその全長の1/32という長さである15秒アニメとなって予告されています。

初回、二回目三回目と、割に物理的・精神的にダメージを受けて危機的状況を脱してきたモルカーたちでしたが、やはり今回もキャッチフレーズでは「どうする!?テディ!?」と、テディと名付けられた褐色のモルカーが何らかの事態に巻き込まれてしまうことが想像されます。

飛躍した想像

モルカーという車種……モル種が(ぼくはモルカーを生き物であると捉えております)、なにか精神的・肉体的ストレスを与えられた時に特殊技能や能力を発揮するというような描写は決して無いため、仮にそうであるとしてしまう行為は割とファン行為としては暴走していると判定されても文句は言えなさそうに思います。

今回の予想とは直接に関係はないですが、個人的にファンアートのようなものを(あまり自分の想像に影響を及ぼしすぎてしまわないように)見ないでいるのですが、そんなぼくでも目に入った数点のなかに年老いて引退したモルカーのような描写がありました。こちらのケースは、今にして考えると決してありえなくはない描写であるように思えます。

一話から十話ぐらいまでどたんばたんと活躍してきたモルカーたちが、11話目にして急に静かな田園風景の一軒家の中におり、縁側で年老いた人間とともに自然の音を楽しんでいるかのように微動だにせず過ごしている。彼らはまるで長年連れ添った夫婦のように、視線を合わせるだけで会話が成立しているかのようににこにこと表情を変える。それだけで2分が過ぎ去る。というものです。

ただ本当にそれをON AIRしてしまうのであれば、毎回丁寧に作っている次回予告をしただけで内容がほぼほぼ開示されたようなものとなってしまうため、この製作者さんがたであれば一風変わった予告の打ち方を行うように思います。

現実的な想像

上記で述べたように、テディには困難が待ち受けているように思えます。またモルカーたちですが、ストップモーションの形で表現される際に黒目の部分(白目はありませんが)はかなり気を遣って手入れされているように思えます。

いわゆる困ったような垂れ目に見えることはあっても、眼周囲のフェルトの盛り上がり等でモルカーが吊り目になっているケースはほぼ見られないため。これはモルカーたちがデフォルトで垂れ目であることを示唆しており、平常時および精神的・肉体的にピンチを感じている際には垂れ目となる印象を視聴者に与えたいのかも知れません。

そんなモルカーの1人であるテディですが、余り好青年とは言えなさそうな男に乗車されている様子。モルカー世界の法律的に、主人格に適さないような人間=モルカーの性格上、好ましいとは思われない人間がモルカーに乗車することについてペナルティは存在しないのでしょうか。

割とモルカー世界は勧善懲悪に描かれているため、そのあたりの描写は最後に差し込まれるのかも知れません。

さてその男はモルカーが走行している車内から、自分が飲食した際に発生したと思われる廃棄物を投げ捨てている様子。テディはそれらがどこから到来しているのか解っていない雰囲気で、まごまごしながら追いかけています。

数刻立つとテディの口元は折り紙のようなものでいっぱいになっているため、テディは自然発生的に生じた可燃物等を処分しようと、自分の体内に取り込んだのでしょうか。ここまで来ると些かg……

と言葉にしてしまうと、それなりの何かしらがどうこうするような感じが予想できてしまったため言及しないようにいたします。ともあれ、テディは廃棄物をなんとかしなければならないと思っているように見えます。そのために集積場にまで飛び込むかのような描写までなされている。

動力について

ここでひとつの考え方として、車にとっての石油のように、モルカーにとっての動力があるのではないかという想像ができます。テディは、イレギュラーな存在であると自分で判定した廃棄物を食べ物として取り入れた

動力源が体内にあるのであれば、畢竟モルカーの動きは俊敏なものとなる。テディは普段からは想像もできない秘められた能力に開眼し、目の前に起きたイレギュラーを解決してしまうのではないでしょうか。そして人間にはそれ相応の報いが与えられる

ただ、想像というものは外れてこそ楽しいものなので、ここまでつらつらと書き綴ってしまいましたがすべて的外れで合ってくれていいとさえぼくは思っています。

子供向けアニメであることを踏まえてもその教訓性が描写される可能性は非常に高い。1話でも2話でも、現実の人間社会においてはほとんど犯罪者と断じられても仕方のないような人間が悪意を巻き起こした。3話でも熱された車内に生き物をほったらかすという現代犯罪……結果的に犯罪となることは多いですが、当人にとってそんなつもりはなかったと答弁されることがあるのであれば、社会問題に対しての注意喚起ですね。物語内においても、必要悪という単語が想起されます。

後記

なにか1000字未満でサラッと書こうとした文でしたが、書き終えてみると2000字ほどにもなってしまい自分でも驚いております。

もしお読み頂けたのであればありがとうございました。あと数時間もしないうちに最新話が更新されますね。

1話前後の感想は以下リンクです。


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中村風景
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