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ネッコと二子山マーケティング

この前サン池(サンシャイン池崎・敬称略)について思考した縁もあり、彼の猫番組をなんとなく観ていました。ヘッダ画像をお借りしています。

するとおすもうな人が出てきて、サン池のライフ・ワークとしている「保護猫あずかり人」の師事をサン池にしているようだった。

おすもうな人とは二子山部屋の人で、どこかで観たことがあるきがするんだけどいかんせんおすもうに対して全く明るくなく、二子山といえばマサルシちゃうんかい、と思ってしまった。

それはまじでどうでもよくて、さらにどうでもいいことを重ねるとおすもうの部屋という肩書を持っているとそれなりとんでもない豪邸に住んでいることもわかってしまう。それはにゃんカメ(託された「保護された猫」を撮影するためだけに用意された固定カメラ群)が映す二子山の実家がそう見えるからです。

二子山はネッコに対して非常に丁寧に接しており、ただでさえ自分の巨大な体躯がネッコをびびらせないように気遣うわけです。

多くはネッコの巣箱(最初の数日は巣箱から出されない。リラックスさせようとして出したら逆に暴れて人間の環境を痛めるから?もしくは人間のためだけにある環境下で、本来生体が入り込むためには造られていない器具の間なんかに陣取ってしまい、救出も困難ならその器具なり何なりが使えなくなってしまい猫の命にもかかわるとかだろうか?)を映すためにあるみたいですが、他方ではその豪邸リビングで生活する二子山の家族を映す意味もあるんじゃないかと思えるぐらいあらゆる角度から置いてある。

とはいえ、上から籠を映すカメラ2つ以外は大体かなり低い位置に置いてあり、二子山の私生活にそこまで切り込む感じではないことに安心する。つまり食卓で彼らが飯を食うとことかが鮮明にわかるような視点のキャメラはないわけです。

前置きがくそ長くなっちゃったんですが、ぼくが驚いたのはこの二子山によるネッコへの愛想の良さの中で、視線を下げて驚かせないようにしているシリーズです。

上記もしましたが二子山は縦にも横にもでかいので、借りてきた猫を怖がらせないように終始巣箱の前に起立することがない。

軍隊の匍匐前進で全身しないバージョンのまま静止しているわけです。で携帯かなんかで諸連絡とかしている。

初日~一週間はさすがに経たないぐらいまで、ネッコは怯え続けている感じがする。そこで二子山はネッコの巣箱内に乾燥食べ物みたいのを置いてるんだけど、それすら食わないからチャオちゅーる的なものをケージの中に伸ばして給餌しようとする。

ぼくはこれを観て、あっ画期的だと思ったのでした。だってそれがなければ野生猫か何かを保護したとて、上記のような固形物をテリトリー内に置いてほっとくしかない。

二子山の家でも結局先にネッコが摂取したのは固形でしたが、数日して二子山を(多分)認識して恐れが少しは薄れたネッコは二子山が差し出したチャオちゅーる的なものを食ったわけです。直接、容れ物を通してぺろぺろとですね。

もちろん二子山も四六時中それを差し出したりはしません。よっぽどネッコが好きなら、その後に流れたラミレスのようにやたら介入したくなってしまうはず。別にラミレスがそうだというわけじゃないし、彼が実際にそう考えていたかまではわからないのでご了承願いたいですが、保護猫をして自己満足のために扱うということを多分二子山は当初からしないという考え方で会ったと思う。

つまり猫は可愛いから、自分の家に来た理由は愛玩のためであると、保護司の言うことも聞かずにさっさとケージから出してしまい過剰にスキンシップしようとしてしまい、結果ストレスでどっちもやられて一挙両損みたいなことはナンセンスすぎるという常識をたぶん持ち合わせている。ぼくは持ち合わせてなかったので驚きの連続だった。

流石に保護司に言われたことに反旗するつもりはないけど、こんなにかわいいネッコがいるんだから、このネッコは俺を楽しませるためにいるんだ、みたいに考えるあほたれがこの世にはいてもおかしくないと思うのだ。

二子山のストレス負荷レスな姿勢は筋金入りで、ケージから5mぐらい離れたところで寝っ転がりながら職を業したり、マジで寝たりする。最後に先住猫にからかわれてネッコが飛び出て来て、二子山のかおりを覚えていたのか二子山の背中と壁の間に隠れた時も、その飛び出して走り回っている間ですら微動だにしなかった。それどころかやはりネッコと目を合わせようとしなかった。ネッコは目を合わせられると威圧された感じを思うからでしょう。

話が点々としてしまいましたが、このような菩薩のような保護感覚を持ちたくてもああいうチャオちゅーる的な物品がなかったら肝心なネッコが死んでしまうと思ったわけです。

でネッコを威圧しちゃいけない、でもケージから出てくる気がない、皿の飯を食う気もないならチュール的なものを使う以外にどうすれば良いんだろうと思わされる。実際はニュートロ?的な類似品だったみたいだけど、こういうのってものすごい宣伝効果があるんだろうなと思いました。

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