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思いを繋ぐ

形あるものは・・・


 僕が行っている1つの事業は、
今日50年を迎えました。僕は3代目ですが。。。

先日、最終回を迎えた『鬼滅の刃・柱稽古編』で
産屋敷耀哉が言っていた「思いは、永遠に」
という言葉がすごくよくわかります。

かつて私の実父が作った会社がありました。
バブル期に急成長し、社員数1200人おりました。


その会社は協力会社との意見の相違により倒産しましたが、
再起した父は改めて事業を興し経営してきました。


「いつか一緒に仕事がしたい」と言われていたのですが、
会社にも命があり、終わりがある。


形あるものは全てなくなるのと同じように、
その会社も継ぐことなく閉じざるをえなくなりました。


しかし父の思いは受け継いでいるつもりです。
「思いは永遠に」


継続は価値なり


 さて冒頭に話した事業ですが、
先代、先々代の思いがこもった事業で、
しかもそこにはたくさんの協力者がいてくださいます。


先々代は18年 先代は25年


言葉にならないほどの道を通られていることを感じますと、
自然と頭が下がります。


なぜ50年も続いてきたのか。


それこそ人の思いが集まっています。


「人を救けさせていただきたい」と。


そしてそのような場所があることは、
この思いを持ち続ける限り、
どんな形に変化しようとも、存在し続けると思います。


思いを持ち続ける。
意志を継いでいく。


私たちは今を生きる人間であるとともに、
先人から受け継いだものを、
次の世代に渡していく役目を持っている。


さらに50年、100年と続いていく、
人としての生きる道、信念を、
しっかりと伝えさせていただきたいと考えています。

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