宗教、知っていれば点と点が線で繋がるような気がした
「キリスト教って、何なんだ?」
カトリック系の幼稚園に通っていた幼き頃に「ベツレヘム」なんて単語を覚えておきながら、全く何も分かっていませんでした。キリスト教だけではなく、仏教も神道もイスラム教もユダヤ教もですが。(イスラム教の友達いるのに…)
先週、本屋さんをふらふら歩いていたら「これは読めそう、面白そう」と思える超入門書を発見して衝動買いしました。ダイヤモンド・オンラインでも一部読めるみたいです。
キリスト教ではない家で生まれ育ち、23歳で洗礼を受けた著者のMAROさんが「クリスチャンからみた世界」を分かり易い言葉でまとめてくださっています。しかもMAROさん、哲学科出身というのがまた興味深いです。巻末のおすすめ本リストを食い入るように見ちゃいました。
三位一体ってどういう事?の解説や、聖書のストーリー、その中でイエス・キリストが意味した事の解釈など。「ヘェ〜」が止まらないです。まだ「聖霊」とかピンと来ないですし、ものすごく理解が深まったわけではないと思うのですが。でも大まかなストーリーを知っているのと知らないのとでは違いますよね。
できれば留学する前に、色々な宗教の経典の概要だったり違いを中学や高校で学んでみたかったな〜なんて、留学中「宗教は?」と聞かれて焦ったことを思い出したりしました。
断片的でも、知っていればきっと点と点が線で繋がる瞬間があるはずだから。
この本を読み終わって数日してから、旦那とNetflixで「幼女戦記」を見ながらそんなことを思っていました。
何話だったか、劇場版だったかも忘れてしまったのですが、ストーリーの中で「主を試してはなりません、私はやるべきことをやるのみ」といった内容の台詞に「あ、これ聞き覚えがある」と思えたのは嬉しかったです。
そんな点と点が繋がる体験がもっとできるようになりたいものです。