June03

製薬業界(臨床開発)でPMアシスタントとして働く30代。これからの生き方に悩んでいたら哲学を勉強したくなった人。どんな時でも自分に自信を持って生きたい女であり妻でもある。

June03

製薬業界(臨床開発)でPMアシスタントとして働く30代。これからの生き方に悩んでいたら哲学を勉強したくなった人。どんな時でも自分に自信を持って生きたい女であり妻でもある。

最近の記事

私が変わらなければいけないこと(旦那の適応障害の話)

いよいよ今月末で旦那は仕事を辞めます。辞めると言ってから後任が決まらないとかで2ヶ月待たされて。有給消化もさせてくれませんでした。 今は「後任は新人さんだからきっちり引き継げ」との事で、ずっと在宅勤務生活だったのが、最後の2週間は出社です。長かった…ってまだ言えない。 出社がスタートし、帰宅してからの「今日の出来事」の報告マシンガントークを浴びて「いやめっちゃ喋るじゃん、私に喋る隙も与えないとは」と思ったりしていますが、私のイラつきに敏感で、少しでも私がそいった素振りをし

    • 私より一足先に「82年生まれ、キム・ジヨン」を観てきた旦那から聞いた感想

      休みの日がお互いバラバラだった週、私は「82年生まれ、キム・ジヨン」を観に行くんだと伝えていたのですが、なんと旦那も観ていたんです。てっきりTENET観てくるかと思っていたので驚きました。 私の感想は既にnoteに書いてありますが、旦那の感想も聞いてみると自分とは違うポイントを見ていて「あ〜そう思うのね〜」と、なかなか面白かったのでnoteに残しておきたくなりました。 第一声は「とにかく辛かった、俺よりもJune(私)が観たらものすごい感情になるんじゃない?」でした。この

      • 冷静に、広い視野で物事を見ることが一般人としての私のアクション

        週末の読書記録です。 ユヴァル・ノア・ハラリ教授のインタビューを集めた「緊急提言 パンデミック:寄稿とインタビュー」、さらりと読めるけれど示唆に富んでいます。 各紙への寄稿は、ウェブサイトで全文公開されているので、一応最後にリンク貼っておきます。 今こそ国際協調が必要なのだと語られる中で「信頼」というキーワードが印象に残りました。信頼できるメディア、情報、そして科学。 グローバルリーダーの役目を退き、自国ファーストになったアメリカが、いよいよアメリカでの感染拡大の深刻

        • 土日は(できれば金曜夜も)料理をしたくないです

          程よく手抜きをしないと疲れますよね。 適応障害になる前の旦那は、私よりも料理のセンスがあって、仕事に余裕があれば夕飯を作ってくれました。が、今は「順序立ててやることができない」状態になっていて、料理するのが難しいのだそうで。 実際、私がラクするために注文しているオイシックスのキットも、旦那が作ってみようとして調理方法の説明書きを読んで「?」とフリーズしていました。 お互い在宅勤務となった2020年3月からは、ほぼ毎日私が昼も夜もご飯も用意する生活をしています。私はあんま

        • 私が変わらなければいけないこと(旦那の適応障害の話)

        • 私より一足先に「82年生まれ、キム・ジヨン」を観てきた旦那から聞いた感想

        • 冷静に、広い視野で物事を見ることが一般人としての私のアクション

        • 土日は(できれば金曜夜も)料理をしたくないです

          ゴールデンカムイ 23巻 どんどん大人になってく鯉登少尉

          ついにアニメ3期が始まりましたね。毎週月曜日が待ち遠しいです。アニメ放送開始前のカウントダウンボイスで、鯉登少尉役の声優・小西克幸さんが「ずーっと出てます!」と仰っていて思わず笑ってしまいました。 今回は本誌(毎週電子で買っています)を読んでからというものの、ずっと単行本になるのが待ち遠しかった鯉登少尉の成長っぷりも楽しめる最新巻の感想をつらつら書きたいと思います。 23巻はとにかく鯉登少尉の成長っぷりに心を奪われました。初登場時の、あのボンボンっぷりや杉元と張り合う姿が

          ゴールデンカムイ 23巻 どんどん大人になってく鯉登少尉

          15年後、また新しい世界となる。読書記録「危機の時代」

          危機の時代(ジム・ロジャーズ著)は、歴史や哲学を学ぶことの重要さと15年というキーワードを私に残してくれた本です。 歴史は繰り返す。 今コロナの影響で私たちの生活様式が、そして私たちを取り巻く色々なことが「変わった」と言われている。それは今回特別に起きたことではなく、歴史に学べば繰り返し起きている。そしてまた15年後には、新しい世界が訪れる。 そんな時代の変化に適応できるように、著者ジム・ロジャーズは「歴史を学ぶことの大切さ」を語っています。ごもっとも。 中学の時も、

          15年後、また新しい世界となる。読書記録「危機の時代」

          クソ仕事で心を病んだ旦那について

          ある日、旦那が突然「死にたい」と言い始め、メンタルクリニックを受診したところ「適応障害」と診断されました。 どうしてだろう…と戸惑いながら日々過ごしつつ、旦那からポロポロ出てくる仕事の愚痴や不満を聞いていると、このニュータイプの時代で山口さんが「クソ仕事」という言葉を使っていて、その表現がしっくりくるなぁと思ったんです。 自分の仕事をどういった言葉で表すか。 旦那は「オジさんが、オジさんに怒られないように準備するだけ。ほんとに意味ないよ」と言い、なるほどそれは楽しくない

          クソ仕事で心を病んだ旦那について

          宗教、知っていれば点と点が線で繋がるような気がした

          「キリスト教って、何なんだ?」 カトリック系の幼稚園に通っていた幼き頃に「ベツレヘム」なんて単語を覚えておきながら、全く何も分かっていませんでした。キリスト教だけではなく、仏教も神道もイスラム教もユダヤ教もですが。(イスラム教の友達いるのに…) 先週、本屋さんをふらふら歩いていたら「これは読めそう、面白そう」と思える超入門書を発見して衝動買いしました。ダイヤモンド・オンラインでも一部読めるみたいです。 キリスト教ではない家で生まれ育ち、23歳で洗礼を受けた著者のMARO

          宗教、知っていれば点と点が線で繋がるような気がした

          途中から涙が止まらなかった理由を考える。82年生まれ、キム・ジヨン(映画)

          有給消化しておこうとお休みを取り、いざ近所のイオンシネマへ『82年生まれ、キム・ジヨン』を観るべく、チケットを予約しようと思ったら、サーバーダウンで繋がらず。劇場版鬼滅の刃のチケット予約開始日だったんですね、恐るべし…! 全体を通して、女性の生き辛さがジヨンを通してものすごく丁寧に描かれていました。 私自身は子育て未経験ですが、今までの人生とジヨンを重ねて共感したり、苦しくなる部分も多かったです。 序盤「旦那さんも(外野から見れば羨ましくなるくらいに)優しくて協力的なのに

          途中から涙が止まらなかった理由を考える。82年生まれ、キム・ジヨン(映画)