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両利きの経営は可能??マーケターとして直販eコマースを提案してしまって。

僕の所属するエンターテイメント業界では、DVD、ブルーレイなどの商品が毎年ダダ下がりしており、配信へとシフトしているわけですが、何が問題かって、配信とパッケージでは単価が大きく違い、パッケージの減り分を配信でリクープがまだ出来ない。その為に収益構造も変えていく必要があるのですが、これが間に合わないのです。

人的問題とか、いる人間のスキル不足、これを急速にコンバート出来る状況にないのです。世の中、デジタルシフトだと言われ続けていますが、なぜ進まないのか、雇用の問題があるのです。

それで苦肉の策。DtoCを始め利益を確保する。ということでECをやるかと。過去に何サイトか立ち上げているので、ECは初めてでは無いのですが、ここにきて色々と困った問題が起こり、22年末を迎えてしまったのです。

考え込むサル

現場の言う通り、ローコストに立ち上げ、利益を出していきたい。だから既存のASPを使って、(ShopifyとかStoresとか)外部のベンダーに業務を委託する。割と簡単に作ることが出来ます。ベンダーへの在庫リスクを無くす為に委託による取引にする。まぁこんな感じなんです。

ところが、ところが、僕の所属する企業のポリシーがあり、ベンダーは第三者が認める安定感のお墨付きが必要なのです。ローコストなベンダーにこの、信用度が高いということがイコールでは無いのです。
コストが低い意味があると。

上場企業なんかに業務を出すと、まぁ桁が一つや二つ、ポンポンと上がっていきます。そうすれば、事業のPLは悪化し収益は得られません。両利きの経営の難しさがこれです。経営のポリシーを違う事業に当てはめることが出来ないのです。

両利きの経営とは「主力事業の絶え間ない改善(知の深化)」と「新規事業に向けた実験と行動(知の探索)」を両立させることの重要性を唱える経営論のこと。成功を収めた大企業が新興企業に敗れ低迷する「イノベーションのジレンマ」の処方箋として、近年注目を集めている理論だ。

日経ビジネス

いやぁあ、どうっすかなあぁ。答えは出てる。うちには無理よと言い放ちたい。
さてどうなるか。23年問題となりそうな予感。



まだ考え中のサル

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Hirolie  Matsumoto
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