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自由が丘 ネコ日記 「僕に接近を始めたクリボー」 外猫に戻ったクリボー編

クリボーをTNRしたのは、今年の7月20日深夜のことです。
今でも思い返すことが辛く、noteもあまり見れないでいます。

外猫に戻れば、また心配の日々に戻りますが、朝、シャッターを開けると隣の家庭菜園から「ふにーふにー」と、遠く聞こえるので、
「クリボー、ごはん、ごはんだよ。」と呼ぶと、うちの裏庭に駆け込んできます。これをほぼ毎日繰り返し、その日の夕方、深夜と3、4回ご飯を食べにやってきます。

しかし、そこはネコ、5回に1度くらいは来ない時があります。24時間来なかった日は、TNR後1日だけありました。この調子ですから、来ないとなると、心配が止まらなくなります。それもあって保護に挑みましたが、結果、このような日常になっています。

クリボーはその心配をよそに日に日に僕に近づこうと、部屋に入ろうとしています。当初は勝手口を入った付近を自分の場所としていましたが、どうしたことか、廊下と寝室付近を必ず見回るようになっています。僕がドアを閉めていると見回りに行けませんので、クリボーが来たらそのドアも開けるようにしています。

捨てる予定だったキャットタワーを今度は、勝手口付近に移動させていますが、キャットタワーには今のところ、興味を持っていないようです。この辺りの家の塀は2m以上ありますが、さらっと垂直ジャンプして歩いていますので、まぁこの程度のキャットタワーでは興味も湧かないのかもしれないです。

このように腹が減ると窓の前にきて、ご飯くれの表情。ややお怒りです。いつも。

僕がクリボーのご飯の準備を始めると、近くにきてゴロリと寝転びます。当初は出口に近い方にいましたが、現在は、部屋の内側に寝るようになっています。クリボーは自分の身体を僕の足のギリギリあたりまで寄せて歩きます。ネコ特有の擦り付けてくることはまだ無いです。部屋の壁に身体を擦り付けることもあります。マーキングは基本的にしませんので、こちらは安心しています。

ごはんはまだであるか?とのこと。ごはん準備の僕の左側で寝転がっています。

クリボーがうちにいる時間が徐々に長くなってきましたが、ふと僕は生き物と同居するにはどうしても広い空間が必要なので、その時が来たなら引越しなど考えねばならなくなりそうです。獣医に言われた言葉を思い出します。日本の住環境ではなかなかノラ子を満足させれるような環境を与えることが出来る人は少ないと。ネコのために一戸建てを借りたの建てたのと聞きますが、今の僕にはそんなことは到底出来なく。どうしたものか。

今、この辺りでも空き家が多くなってきました。うちも住む人がいない家があって、古い家をそのままにしていたら、行政指導が入り、なんだか危険物件なので、そのうち強制執行で家の取り壊しになるとのことで、更地にしてしまった家があります。そんな状況下であります。
そのうちにネコたちに住める環境を与えることが出来そうな気もしています。早くしないと冬も来ますし、クリボーがいついなくなるかわかりませんし。

ニョロニョロも手放さないのだそうです。

それと今の外猫の環境を守るために、地域が平穏であるための活動も本来はしなければならないと思ってはいます。
はぁ、、、やることはあるけど、壮大すぎて、、、どうしよう。

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Hirolie  Matsumoto
サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。