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自由が丘ネコ日記 「秋の夜長は眠いクリボー。睡魔にはどうも勝てないようです。外置きの猫ベッドをどうするか。。。」

先週突然に朝夕寒くなりました。するとクリボーはスルスルと部屋に上がってきては、自分の猫ベッド目掛けて丸くなります。自分が使っていたものはちゃんと覚えているようです。

3日間ほど、寒い日が続きましたが、クリボーは2時間ほど滞在しています。いや、僕が追い出さなければ、もっと長い時間いただろうと思われます。それは勝手口のドアを閉めなければならないからです。勝手口を開けっぱなしでは、僕の外出は不可能であります。

ベッドに駆け込んだクリボー、冬毛に変わりつつあります。

まぁ昨今の関東エリアで発生している強盗事件。何年か前もありましたが、1Fはシャッターを閉めることは鉄則です。最近の闇バイトの強盗たちは窓やドアを蹴破り入って来ます。
一般住宅で防弾ガラスの家も少ないですし、ドアも普通と言いますか、いやぁ物騒な世の中になりました。

犬ではありませんので、猫たちでは防犯にはならないのです。それでもクリボーは僕が見張りをすると頑張っています。いつも気を張り詰めて外で生活しているクリボーですから、うちに入るとあっという間に寝落ちします。寝ているクリボーを起こし、外に送り出すのがかなり辛い作業となっています。クリボーはイヤイヤ起き上がり、出たく無いよと言いながら、勝手口のすぐ下で、コンクリートの上で丸くなっています。
僕はそのままドアを閉めなければなりません。またそうしなければ、クリボーはいつでも鳴いて訪問しを繰り返し、苦情が出てしまいます。

外に戻るかとドアで一旦待機するクリボー

クリボーがうちにいる時、なぜドアを閉めれないのかといえば、それはクリボーには50cmほどしか近寄れないからです。クリボーから触ってくることはありますが、基本的に自分の周囲に人を入れようとはしないのです。ただこれに関しては、これでいいと思っています。外にいて安易に人間に近寄って欲しくなく、防衛のためにも良いなと。それにクリボーは何度か人間に酷い目に遭っているはずなのです。

まぁそういうことで、ドアを閉めに行こうとすると、クリボーは近づいたと思い、起き上がります。恐らく玄関から回ってドアを閉めれば、クリボーはパニックを起こすでしょう。
家猫修行の時、クリボーはそうして捕獲しました。すると部屋の中を飛び回り、カーテンにぶら下がってしまったりと、もう別猫のような猫に豹変。この時のクリボーに僕は戻したく無いのです。

ここで留守番していると話すクリボー

ふと考えてみると、2時間以上も家に入れるようになったクリボーは、随分と家の中に慣れたのだと感じられます。ノラ子を家猫にする相談をした時、獣医が言うように自然界で育った動物が、人間の家にどうして住めますか?と。まして住宅事情の悪い日本のしかも東京。無理ですよと言われています。その通りなのです。。。ここからこの2時間滞在にまでクリボーはこれました。

また、うちでこうしてすぐに寝落ちするのも、その運動量にあるだろうなと考えれます。
猫の運動はそれほど多くなくても大丈夫とネットなどには書かれてはいますが、クリボーは、朝の食後、猛ダッシュが癖になっており、あのトイレ前後興奮して、動き回るのと同じ事で、家の周りを何10mか猛ダッシュを繰り返しているのです。
これも家の中では不可能な事ではあります。この騒ぎ結構すごいのですよ。庭の土に爪痕をかなり残しています。

この片足外すのが基本姿勢。まー単にクリボーは大きい猫なんですが。。。

こうしてクリボーは朝と夕だけのごはんにしており、運動量も通常のノラ子以上に動けていると思われ、いくぶんダイエットに成功したと思われます。もし、このまま家猫になったならあの要求鳴きに誰も耐えれないだろうなとは思いますが、要求鳴きに屈せず、シャッターを閉めるという僕にとっては血の滲む試練を日々行っています。
おかげで地域住民の安眠などに貢献は出来てはいると思います。というか思いたい。

これからさらに温度が下がってくる日が来ます。外おきベッドをどうするのか、悩みがまた始まります。

ノラ子なのにクリボーは分離症気味なんです。

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Hirolie  Matsumoto
サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。

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