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自由が丘ネコ日記 「台風去った厳しい残暑の中で、クリボーは元気にやっています。言うことは全然聞きませんが。。。」

台風中の大声騒ぎ以来、クリボーが声を立てないようにと、クリボーが来たらすぐに反応して、家に入れ、すぐご飯を食べさせています。
ご飯を食べ、腹が膨れると泣き止みますから、今までのように写真を撮ったり、話しかけたりせず、要件だけ済ませる感じで、何とも寂しい時間をクリボーと過ごしております。

近所にやばいと静かにして欲しいのに、自由に鳴きまくります。

こちらが小さい声でクリボーに接すれば、まぁなんとなく声が小さくなるクリボー。窓やドアが閉まっていると猫なりに聞こえないだろうと大声を出します。なのでシャターを下ろしてしまえば、鳴くことはほぼありません。シャッターの開け閉めの音が、その日の始まりのご飯と、最後のご飯ということをクリボーは知っています、

シャッターを閉じていてもクリボーは一発、二発、たまに鳴く事がありますが、ここでドアを開けて中に入れてしまうと、クリボーは鳴けば開けてご飯をもらえる、と覚えてしまいますから、さすがに僕はグッと我慢し、喧嘩をしないで、近くで朝まで待っていてと、祈るようにして、窓際から遠ざかっています。

照明を落とし、朝まで僕を待つクリボー

台風が過ぎてみても、周りの猫の気配はあまりありません。どこか遠くに避難に行っているのでしょうか。
そう思い歩いていると、前方に黒猫。この人は、出入りを自由にしている黒猫、推定年齢1歳。僕が呼んでもその場で立ち止まります。クリボーと喧嘩しないでと話していると、その飼い主らしき人が家から出てきて、この黒猫を呼び始めました。
これだけ自由にノラに近い感じで生活をしている黒猫ですら、鳴き声はかなり小さく、クリボーには到底及びません。大声を出すことのリスクを知っているようです。

まだ子どもの黒猫

大人しくなるかもと期待をし、去勢をしてもクリボーは性格は変わらず、あの時、獣医が言った通りとなりました。(性格は変わらない可能性が高いというのが獣医の意見。)それでも去勢をして良かったと思っています。ICチップも耳カットもやってはいませんが、無闇に繁殖することを防いでいます。猫を生涯面倒を見ることがいかに大変か。安易ではないのです。猫を見ていると、こちらも幸せな気分になり癒されますが。。。

近所で外装工事がまた始まっていて、工事関係者やらの出入りがあって、クリボーもまた落ち着かない日々が始まっています。クリボーが落ち着くことは、この土地にいる限りないだろうなと思います。

クリボーの伸び

夜中、奇声を発する何かがいて、窓を開けました。クリボーが喧嘩しているのかもと思ったからですが、その声は違いました。恐らくハクビシン。子猫を襲ったりすることもあるようですが、どうにもあの奇声は気持ち悪いものです。

ドア前は僕が守るのだそうです。

最近、ヌートリアの出没が増えていると聞きますし、気候変動なのか、世も末なのか、よくわからないです。野生の野獣たちが騒いでいるかのようです。
何かで、裸足で歩くことで、帯電した電位を地面にアーシングして、ストレス解消出来ると言ってる人がいましたが、
今時、どんなウィルスや細菌を持っているかわからない、アライグマやヌートリアやタヌキが出歩いているのに、裸足は危険だなと思います。人の免疫は昔の人のように強くは無く、僕は危険だろうと思います。
それもこうしてノラ子に接するように、自然と接していないとわからない事だったのかも知れません。

クリボーはいつまでもドアに佇んでいます。





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Hirolie  Matsumoto
サポート頂きました費用は、全て野良子たちに還元されます。日々の食事、健康管理のための医療費。人間の勝手から外で生きることを余儀なくされる彼らを少しでもサポートするよう活動しております。

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