みらい

吹けば飛ぶような1人の一般人がふと思ったことを書き起こそうと始めてみました。(不定期)

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最近の記事

離れて気づくモノがある

「離れて気づくモノがある」 これは高校の卒業アルバム用に一言添えるにあたり、私が宛てた言葉だ。 当時は右も左もわからず、前すらハッキリ見えていなかった私だが、曲がりなりにもと一生懸命ひねり出した結果がこれである。 よく話し相手としていた中学時代の同級生の男子(違う小学校出身)と別々の高校に通っていたこともあり、「アイツのことでしょ」といいようにからかわれたものだ。 ばかばかしい。淡いような巣立ちの時節だというのに、よくもまあそんなのろけ話に持って行けるもんだ。 別にそんな気

    • スタイル

      曲を1曲作った。頭の中で。 これといって成功体験のない自分が、泥沼の中から這いつくばって空を飛びたいと思い、作った曲。 今はその歌詞のみだが挙げてみることにした。 スタイル 人混みの中 見慣れた景色は 今日も相変わらず しけった顔で 「お前にはムリだ」 「できるわけがない」 頭ごなしで どうしてなんだい? 例えば肌の色とか 髪型とか 服だとか ガワだけ見たところで 一体全体 僕の何がわかるの? 「男なら」「女なら」とか そんな型枠はいらない それより想うまま 描いてみ

      • 私の頭の中の国語辞典

        言葉を学ぶことが好きだ。 わからない単語があれば、辞書や学校から学び、1つ賢くなり、それを発する。 それで同じく1つ賢くなるか、何この人とドン引きされるか、それは受け手によりけりだが、少なくとも私は面白いと感じる。 略語1つとってもそうだ。 中学時代のある日、それなり仲の良かった男子と話していたところを、普段話さない女子が見て話しかけてきた。 「おなしょう?」 え? 「…おなしょう?」 は? 聞こえていないわけじゃない。 「おなしょう」とは? 小学校どこ?的な話だ

        • らしくありたいだけ

          最近ハッとさせられたがある。 今は個性を大事にする時代。あなたの本能のままに生きる時代。そう叫ばれて久しい。しかしどうだろう。自分の本能と引き換えに、毎日時間に数字に追われて、苦手を克服しようとしても失敗して、右も左も疲れ切って、立ち上がる元気も出ない。そんな方が多数ではなかろうかということ。 それがいわゆる「普通」と呼ばれる世の中で、それに警鐘を鳴らす方々の話を聞いて「確かに」と納得せざるを得なかったこと。そしてかくいう私もそんな世の中に違和感を覚えながらも、他に戦う術が

        離れて気づくモノがある