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【不登校】「分かってもらえない」から「分かってくれた」へ 共感すること大切さとは

今日は、

「親が子供に共感するってめちゃくちゃ大切!」
がテーマです。

先週こんな事がありました。

娘が学校帰りに住宅街を歩いてたんですね。

そしたら26歳くらいの男性が声をかけてきて
娘はナンパされたと思ったみたいなんですけど、
知らない人だし、急いでるとか言って立ち去ればいいのに話をしたそうなんですね。

そしたら髪を触られて、え?と思って
固まってたら
胸を触られたそうなんですね。で、怖くなり

さらにキスまでしようとしてきたそうで
そこでやっと逃げました。

帰ってきた本人は、「今日ナンパされてさ!キモかったし怖かった!」と怒り気味に今の話をしてきて、

「それ、ナンパじゃないよ。チカンて言うんだよ。
何ですぐ逃げないの?知らない男の人に声かけられても、急いでるって言って立ち去ってね。」

と言ったんですね。内心、
(これで学校にまた行かなくなったらどうしよう…)と思っていました。

翌日、なかなか支度をしないので(不登校ママがあまり言ってはいけないセリフなのですが)「学校行かないの?」と 聞いてみました。そしたら、

「怖い」とポツリと言ってきたので
「その道通らなきゃ平気だよ」と言いましたが、結局行かない雰囲気だったので、私は仕事に行きました。

職場で同僚にその事を話したら、
「可哀想に…」と悲しい表情をして心を痛めていて、
それを見た時に私、ハッとして。

間違えた対応を娘にした事に気づいたんですね。


前日軽く怒り気味に、ナンパされてキモかった!と娘から言われたのでそこまでショックではなかったのかと思っていましたが、本当の彼女は心底傷付いて怖かった。

なのに私の対応ときたら…。


で、私お昼休みに一度職場から家に帰るんですが、帰ってから

娘の頭をなでなでしてギューってして

「怖かったよね」
「嫌だったよね」って言ったんです。

一緒に怖さを感じる事にしたんですね。

娘は「うん、怖かった〜」って言っていました。
それと同時に心が癒されたと言っていました。

相手の感じている悲しさ、怖さ、不安な気持ちがあった時、一緒に感じることをすると、人の心って癒されるんです。
分かってくれたって。

特に親に気持ちを話した時に、わかってもらえなかったとすると、大人になってもずっと持ち続けてしまうんです。そしていつまでもそこの気持ちを自分か誰かに取り扱ってもらうまで、時々思い出してしまう事があるんですね。

私も、昔毎日いじめっ子に酷い言葉を言われ続けているのが辛くて母に言ってみたことがあります。こんな事があるんだと。

ですが、その時母は私に、

「どうせお前が悪いんだろう」と言ったんですね。

そんな事を言われると思っていなかったのでビックリしました。そして、

私は言うんじゃなかったと思うと同時に
母に対して、嫌いになった訳じゃないけど
心を閉ざしました。

数年後、今度は当時の彼氏に太っていると言われ、一時的に過食しては吐くような自分になってしまって、その時もそれを母に言ったらこう言われました。


「え?そんなことしてるの?気持ち悪い」

やっぱり言うんじゃなかったと思いました。

そして、彼氏に「どうしても太っていると言われてからそうしてしまう」と話したら
「食べていいよ」と言われてそこからピタリと治りました。

些細なことで人って摂食障害になる事もあるんだなとその時分かりました。

親に言われた言葉は子供にとって、
物凄い影響力があります。

私の気持ちはわかって貰えない

そんな思いを自分で取り扱うまで
気づかずにずっと何十年も持ち続けていました。

娘にも今回、私は同じような事をしていた気がして反省しました。


きっと、今までも時々していたと思います。


でも、親も人間だし、気づいてあげられない時があるので、
気づいたらそこから一緒に辛い、悲しい、嫌だという気持ちを感じてあげたらいいと今は思っています。

もしも、あなたのお子さんが、暴力を奮ってきたり、口を聞いてくれない、睨んでくる
などがあった場合、過去にわかって貰えなかった
悔しさや悲しさ、寂しかった思いが隠れている事があります。

だから、そしたらそこからでいいので、

「辛かったよね、ごめんね、分かってあげられなくて」
「悲しかったよね、ごめんね、分かってあげられなくて」

って言って欲しいのです。
そして一緒にその子が持っていたであろう気持ちを想像して感じてあげるんです。

そしたらその時は何も言わないかもしれないし、睨まれるだけかもしれませんが、確実に子どもの心の中にある重たい石みたいな物が壊れます。


私も、あの時、あんな事言ってしまったと思い出した時は あの時分かってあげられなくてごめんね、本当はこう思っていたんだよね?と言うようにしています。

そうすると、子どもは分かってくれたという顔をするし、なんでも話してくれるようになりました。

今回も、守ってあげれなくてごめんね。と言いました。(そういう出来事にあわないための対策を考えたり教えていなかったこと)

そんな言葉を口にすると、子供の頃の自分にも言われているような感じがして不思議と涙が出ます。まだまだ自分自身に対しても、癒しが足りていないのかもしれません。

あなたはそんなことあったりしますか?
もしあるなら、心に重たい石をずっと持ったままかも知れません。

とにかく、子どもが言ってくれた 気持ちに
親は共感する事が本当に大事なんだと、改めて気付かされた出来事でした。













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