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#エッセイ

アルバイト経験が、知らない家族をちょっと救ったかもしれない

2017年11月23日のことです。その日は休日だったのですが、社会人になって会社で出会った飲み仲間のDさんとKさんと3人で昼から飲み歩く算段を立てていました。ちなみにその日のスケジュールはこんな感じでした。 11:00ごろDさん、Kさんと御茶ノ水駅集合 ↓ 3人で御茶ノ水名酒センターの日本酒を楽しむ ↓ 夕方、横浜に移動して関内の Antenna America でSさん一家と合流してクラフトビールを楽しむ 移動距離の長さはともかく、美味しいお酒を飲み渡れる最高な計画です

「世界の火薬庫」インドとパキスタンの国境がいま最高にアツい

「Oh 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」 マイクを持った兵士が煽る。 「Oh 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」 大観衆は両手をあげてそれに呼応する。 長い長い溜めがあったのち、 「インディアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」 地響きのような歓声とともに、会場のボルテージがブチ上がった。 僕は呆気にとられてそれを眺める。 一体、ここはどこだっけ ── ここは、インドとパキスタンの国境だ。 ◇ インド人への古典的なイメージといえば、炎を吐いたり手足が伸びるほかにも、「ターバン」

店のメニューにはない「タラコスパゲティ」を注文できる人になるまでの話。

有名な料理にはそれなりに、客にまつわるエピソードがあるものだ。 ポテトチップスは「ジャガイモをできるだけ薄く揚げろ!できるだけだ!」と言った客に、店が意地になってフォークでさせないほどの薄さで揚げて出したら逆に喜ばれてしまってできた、とか。 ラーメンの麺が残っていたので、店員がまかないとして、濃い汁でモリソバのように食べてたら、客が「それうまそうだ、俺にもくれ!」と言われ「つけ麺」が誕生した、とか。 スパゲティ屋で「キャビアでパスタを作ってくれ!」と頼まれて作ってみたら

Twitterをやめます。

 突然ですが、タイトルのとおり、Twitterをやめようと思います。   本日急に思い立ったかのように見えるかと思いますが、実のところここ一ヶ月くらいずっとそのことを考えていました。もちろん、ファンの皆さんと気軽に交流できる場であるSNSのことは大事にしていましたし、AV女優としてデビューする際には自分に与えられた武器だと思って一生懸命に取り組んでいました。私が3周年を迎えた今こうしてメーカーや事務所に価値を認めてもらい居場所をいただけているのも、初めのころの頑張りが繋いで

近所の寿司屋のクーポンを記録し続けて3年が経った

寿司が好きだ。そもそも白米がうまいし、おまけに刺身は超うまい。それを重ねるなんて、個性が衝突しておかしくなりそうだ。でもメキメキうまいんだ。だから寿司はすごい。寿司 is King. 寿司を愛するから寿司屋にはしょっちゅう訪れるし、なんならこの記事も寿司屋で書いてる。 特に会社の近くに「魚がし日本一」、通称「魚がし」というチェーン店があって、調子の良い時は昼と夜に行く。手頃な価格でうまい寿司が食えて、少し雑多で気を使わない感じもいい。 魚がしには「LINEクーポン」が存

革命政権下のイランで出会った少女たちの話

前席の隙間から、艶やかな黒髪が垣間見える。飛行機の揺れにその髪も倣い、視界の隅でちらちらと揺れる。 機内アナウンスが着陸準備を告げた。女性たちが一斉に頭にヒジャブを被り始めた。前席の美しい黒髪も、それより黒い布に覆われ見えなくなってしまった。 今からちょうど40年前、世界に衝撃を与えた「イスラム革命」がイランで勃発した。それまで脱イスラム化を進めてきたイランだったが、革命はその方針を180度転換させた。指導者のホメイニはイスラム国家を樹立し、民衆のヒーローとなり、前回の記事

SNSで死なないで

中学生がヒッチハイクでアメリカ横断を試みて、ツイッター上でちょっとした騒ぎになっていた。ふつうに常識があればありえないほど危険な話だし、そもそも本人のツイッターやInstagramの投稿を遡るとまるで勇気と無謀を履き違えていて、どうしてこんな歪んだ認識をするに至ってしまったのか…とうろたえてしまう。 彼が正しいとか間違っているとか、それは一旦置いておいて(彼がしていることは間違っていると思うのだけれど、どれだけのリスクがあることなのか正常に判断できるだけの経験や知識が中学生

元ホストだけど、意外とサクッとエンジニアになれた話

技術の話では無い皆さんがこの記事を開いた動機は一体何でしょうか? ◆ホスト業ってどんな感じの仕事なの? ◆ホストってアホなイメージがあるんだけど、ホストがエンジニアになれるなら俺も簡単にいけそうじゃない? ◆そんなアホが、どういうアプローチでエンジニアになったの? そんなところでしょうか? 安心してください、それらには全て答えます。 これからIT業界に飛び込もうとしている方々の参考になったらいいなぁと思っていますし、プログラミング学習の入り口とかも多少タメになるかと考えて

経済制裁下のイランに行ったら色々すごかった

イランに行った。アメリカから経済制裁を受けている話題の国だ。最近も原油に関する制裁第2弾が始まったり、制裁に違反したとしてファーウェイのCFOが逮捕されたことが大きく報じられた。 イランはトランプ政権からとにかく嫌われており、イランへの渡航履歴があるだけでアメリカ入国が面倒になる。具体的には滞在期間に関わらずビザが必須になるので、ちょっとハワイへ...というだけでビザを求められたり、あるいはFBIのチェックリストに入るという噂まである。何かカッコいい。 よってイラン旅行を検

男子校生が考察する「esportsの流行らせ方」

最近リアル男子高(校)校生の日常というシリーズを始め、充実した毎日を過ごしているんですが、1度何故そのシリーズを始めたかという理由を自分の考えをまとめると共に、見てくださっている皆様にも伝えたいと思います。 僕は静岡esports team Quintetteに所属しており、その中でこのチームの知名度を上げると共に、esportsの知名度を上げる為に活動してきました。 そのため、内容は必然と「何かesportsに関連するものでないといけない」という考えをしていました。

再読必至!文系向けオススメ理系本10選

こちらの投稿はツイッターのアンケートでご要望が多かったテーマです。今後も企画募集をやるのでこちらからぜひフォローを。 理系になれなかった文系君 「文系・理系という分類は日本独特のおかしなモノだ」なんて説があるが、現実には、この仕分けはある程度ワークしていると思う。 私は文系だ。残念ながら。 なぜ残念かというと、正確には「理系に憧れたけどセンスが無かったのであきらめた文系」だからである。 理系の道を断念したのは高校時代のバスケ部の友人Tの存在が大きい。 高校2年の初夏のこ