高井宏章

経済コラムニスト・YouTuber/経済青春小説「おカネの教室」著者/2025年度に千葉商科大学付属高校校長に就任予定/元日経新聞編集委員/1972年生まれ / 三姉妹のお父さん / ビリヤード/LEGO/バスケ

高井宏章

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  • 高井さんの「真の殿堂入り」note集

    読んで損はない投稿がこんなに。すべて無料。恐るべし。

  • 高井宏章のヒットnote集

    そこそこ読まれたヒット投稿集。「殿堂入り」が別にあります。かぶってます。

  • 高井宏章 雑文帳

    徒然なるままに。案外、ええ事書いてます

  • 「よみかきそろばん」マガジン

    メンバーシップ向けのマガジンです。ジャンル別に原稿が溜まってきたら分離したマガジンを作ります。

  • 読解力を鍛えるには「書く」しかない!

    受験や仕事の成否を左右する「読解力」。地頭を鍛える学習法として娘のために考案した作文講座「お父さん問題」や、20年超の記者経験のノウハウをもとに、「読む力&書く力=論理的思考力」を底上げする手法を紹介します。ヘッダー画像by次女画伯

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    おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

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読んで損はなし!殿堂入り投稿(自称) こちらのマガジンには基本、「スキが200以上」というヒット作だけ集めてあります。 以下、「スキ」が多い順にいくつかご紹介。 名刺代わりの1本。まずはご一読を。 高井さんにしては珍しくツイッターでバズった、ええ話。 紹介した理系本、たくさん読んでもらってます。うれしい。 2022年9月に亡くなった父の思い出です。 48話の大河ドラマを6日でイッキ見したバカな男を憐れんでご一読を。 ツイッターでバカ受けしました。 陰謀論にハマ

    • 陰謀論のワクチン 「マスゴミ」受難の時代にあえて『新聞のススメ』

      最近「マスゴミ」という言葉を目にする機会が一段と増えました。兵庫県知事選の結果を「SNSが伝える真実がマスゴミに勝利した」と受け止める声も聞こえてきます。 マスメディアは偏向している、ネットにこそ真実がある。 さて。 それって「真実」でしょうか。 メディアリテラシーとは まずは冷静に、ChatGPTさんに「メディアリテラシーって何?」と聞いてみましょう。太字は高井によるもの。 うまいことまとめますね。 具体的には以下のような要素が大事だそうです。 いちいち、ごもっとも

      • 「リスクを取らないリスク」について 2人の賢者の言葉(無料記事)

        本を漁っていると、何年かに一度「座右の書」に出会う。 一番最近の例が『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』(以下、『ラヴィカント』)だ。2023年の春、日経新聞に辞表を出す直前に読んだ。 『ラヴィカント』は、私にとっては、目から鱗がポロポロ、というタイプの本ではなかった。どちらかと言えば「考えていたことを言語化してくれてありがとう」という方向の本だ。 資本市場、市場経済、人生観、知識と読書についての考え方、健康法の一部まで、自分の考えにとてもよく似ている。 私

        • 中国経済、どこまで悪い?

          昨日のエミン・ユルマズさんとのYouTubeライブでも指摘したのですが、私は中国経済の現状が多くの人の想定以上に深刻だと心配しています。 こちら、ライブのリンクです。まさかのディープステート論議までやっています。打ち合わせなし、台本なしならではの展開。 さて中国経済。 GDPや不動産市況など、お馴染みの指標が示す以上に、実態は落ち込んでいるのではないか。 ご存知の通り、中国の経済指標は「意見」です。 代表例はGDP。他の国と比べて振れ幅が小さすぎる。そもそも、あんな大きな国

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          本を漁っていると、何年かに一度「座右の書」に出会う。 一番最近の例が『シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント』(以下、『ラヴィカント』)だ。2023年の春、日経新聞に辞表を出す直前に読んだ。 『ラヴィカント』は、私にとっては、目から鱗がポロポロ、というタイプの本ではなかった。どちらかと言えば「考えていたことを言語化してくれてありがとう」という方向の本だ。 資本市場、市場経済、人生観、知識と読書についての考え方、健康法の一部まで、自分の考えにとてもよく似ている。 私

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          中国経済、どこまで悪い?

          昨日のエミン・ユルマズさんとのYouTubeライブでも指摘したのですが、私は中国経済の現状が多くの人の想定以上に深刻だと心配しています。 こちら、ライブのリンクです。まさかのディープステート論議までやっています。打ち合わせなし、台本なしならではの展開。 さて中国経済。 GDPや不動産市況など、お馴染みの指標が示す以上に、実態は落ち込んでいるのではないか。 ご存知の通り、中国の経済指標は「意見」です。 代表例はGDP。他の国と比べて振れ幅が小さすぎる。そもそも、あんな大きな国

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          東京のLUUPが不快なのに、ロンドンではそうでもないのはなぜか

          今日、ツイートしたら、思いのほか拡散してしまった。 まだ通知が止まない。レスなどに興味がある方はこちらから。 LUUP、嫌われてますねぇ(笑) 私がツイートしたきっかけは、マンションの敷地内の車庫が「アウト!」な場所に設置されているのが流れてきたからだった。 水道のメーターとか、火災時の避難ハシゴの下とか、そういうところに電動スクーターや自転車が並んでいて、「徹頭徹尾、モラルに欠ける会社だな」と呆れた。 ツイートの趣旨は読めば分かるでしょうし、これ以上でもこれ以下でもな

          東京のLUUPが不快なのに、ロンドンではそうでもないのはなぜか

          「トランプ復活」で投資家が考えるべき一番大事なこと

          トランプの復活が決まりました。私は反トランプというか「消去法でカマラ・ハリス支持」だったので残念です。 なぜ負けたのか。以下の2つの分析が納得感がありました。 ひとつは慶応大学の渡辺将人さんの解像度が高い分析。 もうひとつはこのツイート。 特にこちらのツイートは、私自身も社会階層の移動を経験しているので共感しました。米国社会の分断にはいろんな断層がありますが、一番根が深いのは実は教育格差でしょうね。 たとえば炎上気味のこちらのツイート。 厄介なのは、米国の教育システムは

          「トランプ復活」で投資家が考えるべき一番大事なこと

          続・おカネの教室①&連載のお知らせ(無料で全文読めます)

          機体が左に傾き、2度目の旋回に入った。滑走路が空かず、着陸許可が出ないというアナウンスが英語と日本語で流れた。最近けっこう頑張っているのに、半分くらいしか英語が聞き取れなくて凹む。 スマホを取り出し、スクショしておいた「同窓会のご案内」というメールを読み返した。  畏まった文面にほおが緩む。短い本文より長い「追伸」が続く。 メールを受け取った翌々日、往復には十分すぎる金額の旅行券と「支援物資」が届いた。段ボールいっぱいの「それ」を見て、お母さんが「やばいブツね」と笑った。

          続・おカネの教室①&連載のお知らせ(無料で全文読めます)

          「本音」の怖さ、建て前の大切さ

          気になった記事、きょうも日経新聞から。 とても珍しいことに(笑)、「大機小機」に収穫がありました。電子版のリンクはこちら。 テーマは金融庁出向中の裁判官や東証職員によるインサイダー事件という、立て続けに起きた前代未聞の不祥事です。 事件の内容については詳報されてますし、言語道断かつ「日本もここまで腐ったか」とため息が出る話ですが、「収穫」とおもったのは別のポイントでした。「大機小機」から引用します。太字は高井。 ここから有料ゾーンにします。

          「本音」の怖さ、建て前の大切さ

        記事

          東京のLUUPが不快なのに、ロンドンではそうでもないのはなぜか

          今日、ツイートしたら、思いのほか拡散してしまった。 まだ通知が止まない。レスなどに興味がある方はこちらから。 LUUP、嫌われてますねぇ(笑) 私がツイートしたきっかけは、マンションの敷地内の車庫が「アウト!」な場所に設置されているのが流れてきたからだった。 水道のメーターとか、火災時の避難ハシゴの下とか、そういうところに電動スクーターや自転車が並んでいて、「徹頭徹尾、モラルに欠ける会社だな」と呆れた。 ツイートの趣旨は読めば分かるでしょうし、これ以上でもこれ以下でもな

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          「トランプ復活」で投資家が考えるべき一番大事なこと

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          機体が左に傾き、2度目の旋回に入った。滑走路が空かず、着陸許可が出ないというアナウンスが英語と日本語で流れた。最近けっこう頑張っているのに、半分くらいしか英語が聞き取れなくて凹む。 スマホを取り出し、スクショしておいた「同窓会のご案内」というメールを読み返した。  畏まった文面にほおが緩む。短い本文より長い「追伸」が続く。 メールを受け取った翌々日、往復には十分すぎる金額の旅行券と「支援物資」が届いた。段ボールいっぱいの「それ」を見て、お母さんが「やばいブツね」と笑った。

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          「本音」の怖さ、建て前の大切さ

          気になった記事、きょうも日経新聞から。 とても珍しいことに(笑)、「大機小機」に収穫がありました。電子版のリンクはこちら。 テーマは金融庁出向中の裁判官や東証職員によるインサイダー事件という、立て続けに起きた前代未聞の不祥事です。 事件の内容については詳報されてますし、言語道断かつ「日本もここまで腐ったか」とため息が出る話ですが、「収穫」とおもったのは別のポイントでした。「大機小機」から引用します。太字は高井。 ここから有料ゾーンにします。

          「本音」の怖さ、建て前の大切さ

          「良い円安」と「悪い円安」

          円安は日本経済にとってプラスか、マイナスか。 これって割と議論が盛り上がるテーマですよね。 なぜ盛り上がるかといえば、「どっちとも言える」からでしょう。 どんなジャンルでもそうですが、正解があるなら、片方は「分かっている人」、もう片方は「分かってない人」なだけです。「たとえば」と適切な例を出そうと思いましたが、「分かってない人」に突撃されるのでやめておきます。 正解はない、と予防線を張ったうえで、私の見解を述べますと、今の円安は日本経済にとってマイナスだと思っています。 特

          「良い円安」と「悪い円安」

          プライベート・クレジットファンドは「買い」か

          10月21日付日経朝刊1面に「未公開資産、投資しやすく ゴールドマン、個人向け投信」というニュースが載りました。電子版リンクはこちら。 未公開資産というのは、プライベート・クレジットのことです。少し前にこちらのマガジンの投稿でも取り上げました。 この時は「影の銀行」、シャドーバンキングシステムとして見ると、将来のリスクの火種になるかも、という視点で注目しました。 今回は「この種のファンドは、個人投資家として『買い』か?」という違った視点から考えてみます。 最低投資金額や手

          プライベート・クレジットファンドは「買い」か

          毎月分配型ファンドの人気が衰えないホントの理由

          好評だったので「気になったニュース」第2弾を。サムネが変なのはChatGPTが言うこと聞いてくれないからです。私の指示が悪いですね、はい。 さて、18日付日経朝刊21面の記事、電子版のリンクはこちら。 毎月分配型投信が根強い人気でお金を集めているという話。4~9月で4600億円ほど流入超になったそうです。 その前の半期、10~3月は流出超でしたが、これがイレギュラーで、その前は基本、流入超が続く人気商品です。 流出超という波乱を起こしたのは新NISAですね。毎月分配型はN

          毎月分配型ファンドの人気が衰えないホントの理由

          気になる融資ファンドの「影」

          掲示板で好反応だったので「気になったニュース」を短くお試しで。 14日付日経新聞朝刊1面に「融資ファンド 残高倍増へ 三菱UFJ信託 M&A・インフラ向け」という記事が載ってました。電子版のリンクを貼っておきます。 ワキ(2番手)なので、きょうの朝刊で2番目か3番目に大事な記事、という価値判断ですね。 でも、私が一番気になったのは、1面アタマでもなく、別の記事でした。 その記事の紹介の前に、「1面2番手なら、2番目に大事なのでは?」という疑問にお答えしつつ、新聞の読み方マ

          気になる融資ファンドの「影」

          毎日見るのは金利 たまに見るのは?

          「高井宏章のよみかきそろばんクラブ」記念すべき第1弾投稿です。 連載「ピケティの向こう側」の総集編が長かったので、分量はちょっと軽めのから。中身は濃いめかも、ですが。 サムネはChatGPTさん謹製。「グラフの前で戸惑う男性」という雑なプロンプトのわりに良い仕事してくれました。 毎日、起きてすぐチェックするのは? 1995年に記者になり、株式市場担当になって以来、ずっとマーケットを見続けています。もうすぐ30年か。それなりにベテランの域ですよね。 マーケット担当時代は会

          毎日見るのは金利 たまに見るのは?

          投資のススメ ピケティの向こう側 総集編(全文無料公開)

          1 なぜ、いま「投資のススメ」なのかみなさん、もう投資してますか。 「NISAでデビュー」や、会社のDCやiDeCo、いわゆる確定拠出型年金で投信を組み入れてみたというパターンも多そうです。 一方、よく分からない、怖い、ブームっぽく煽られてて嫌、という人もいるでしょう。 「額に汗せず濡れ手に粟はけしからん」という嫌悪派もおられるかと思います。 別にしなくたっていいんです、投資なんて。 やりたい人、やった方が良いと納得した人だけやればいい。「ススメ」なんておせっかいです。そ

          投資のススメ ピケティの向こう側 総集編(全文無料公開)

          インデックス運用は「タダ乗り」なのか 投資のススメ⑧

          株価暴落で臨時無料記事を投入したのもあり、間が空いちゃいました。失礼しました。 おかげさまで購読者はじわじわ伸びております。 さて本線に復帰しまして今回は「でもパッシブってタダ乗り?」疑惑。 インデックス投資を始めた人がアクティブ運用派になじられる定番テーマですが、私は「まあ、落ち着け」と思うわけです。 「タダ乗り」は存在し得るのか 前回で「インデックス運用も人類全体の『投資』プロジェクトに貢献している」という私の持論を書きました。 これだけでも「タダ乗り」じゃないよ、

          インデックス運用は「タダ乗り」なのか 投資のススメ⑧

          新NISA陰謀論について(無料記事) 投資のススメ・番外編

          色々と重なり、間が空いてしまった。ご容赦を。 「パッシブはタダ乗り疑惑」を予告済みで書きかけてあるのですが、この乱調相場で平常運転も気が引けるので、今回は番外編です。 一筆書きですので乱文ご容赦。 「新NISA」がバブルを作った? 何やらネット空間では今回の暴落と新NISAを絡めた、政府批判や陰謀論やらが目立っているようです。曰く、 「新NISAで投資を煽られた庶民が投機に巻き込まれた」 「米国株バブルを延命するために日本人の資産が狙われた」 などなど。もっとダークな陰謀

          新NISA陰謀論について(無料記事) 投資のススメ・番外編