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なんでも感想録

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#映画

感想「マトリックス」3部作

まとめて一気見。視聴後に12月に新作公開するのを知りました。

マトリックス1作目・ワクワク。表現そのものへの驚き。

本作の世界観が明らかになるまでの話。物語として一番まとまってる気がします。現実世界のビジュアル出てきた時は衝撃凄かったです。とってもヤバいディストピア。

また赤い薬と青い薬を始めとする映画を象徴するようなアイテムが中二格好いいですね。黒ずくめのグラサン姿も無敵感が凄い。

ラス

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感想「アイの歌声を聴かせて」

先週観てきました。

"AIと人間の友情"というテーマに真摯に答えた作品。純粋に1本の映画として完成度が高く、視聴後の余韻が大変心地良かった!

本作は日常生活にロボが入り込んで人と友情をはぐくむ話で設定だけだと割とある話が、世界観とミュージカルによって昇華されていると感じた。

特にAIとロボットの扱いはかなり現実的。外観こそ現代的なIOT搭載の家電やスマートハウス、自動運転の通学バスなど。AI

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感想「CUBE」

立方体の異質な閉鎖空間に集められた人達が脱出を目指すホラー映画。
閉鎖空間、人間ドラマ、危険なトラップ、謎解き推理…全部盛り!

グロもあるけど純粋に完成度が高くて面白かった!
とにかく絶望と希望の緩急が上手い。場面場面での問題と解決策の提示を説明しつつ行動してくれるため、主人公たちが置かれている状況がスルスル入ってくる。

箱の正体や集められた目的についても程々に示唆しつつ、良い所でホワイトアウ

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感想「時計仕掛けのオレンジ」

何とか観きった。正直とてもきつい映画だった。

暴虐な若者は"変わる"のかこの映画は大きく分けて3パートに分けられる。

収監前・収監中・洗脳後。

前半の収監前は主人公の暴力的で退廃的な描写がしつこく描かれる。主人公周辺の被害者はかなり多く、登場人物に共感してしまうタイプの人はもうきつい。というか観るべきではない。

ルドヴィコ療法悪人を善人に変えるという「ルドヴィコ療法」。その内容は暴力的な映

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感想「アリス(1988)」

全体的に不気味で間違いなく人を選ぶ作品ですが、私は刺さりました。
皆さんは"アリス"系作品だと何を思い浮かべるんでしょうか?

注:感想内に生理的嫌悪を誘う表現が出ます。

想像と現実が混じった悪夢のような映像表現主人公のアリスが一般にイメージされる"アリス"そのもので可愛い。子供が想像するような、荒唐無稽な世界観が丁寧に作り込まれていて見応えがありました。

特にグロテスク。グロにも種類がありま

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感想「ミスト」

有名な作品ですが内容については調べたことが無かったので初見です。

後味悪めのパニックホラー閉鎖空間、正体不明の怪物、狂信者、人々の対立…。

パニックホラーでいわゆるお約束のシチュエーションが面白かったです。本当にこの手のホラー映画観ないので新鮮でした。ラストの展開はまあ、きつい終わり方ですね…。全滅エンドより来るものがある。

そしてクリーチャーの"不気味さや異質感"が直球に伝わるデザインで大

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感想「ドラゴンボール超 ブロリー」

更に強いやつがやってきた!ドラゴンボールはちょうど空白の世代だったのであまり観てこなかった作品だったのですが…良いですね!これ。観てて楽しい映画でした。

序盤こそブロリーの生い立ちなどを丁寧に描写していたため、ゆっくりとしたテンポでしたが中盤後半はもう飛んで殴って大暴れ。観ていて非常に爽快です。

惜しむらくはこの作品、自宅で観るのと映画館では鑑賞体験と大きく異なるだろうということでしょうか。次

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感想「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」

「閃光のハサウェイ」観た後友人に視聴を勧められたので観てみました。

大雑把に言えばネオ・ジオンvs地球連邦政府の大きな対立軸があって、そこから更にシャアとアムロ達登場人物の確執に迫る話。で、あっているのでしょうか。正直2人のいざこざは前の作品を観ないことには分かりそうに無い印象でした。

そして「閃光のハサウェイ」に繋がるシーン。ハサウェイ視点だとクェスを引き留める最後のチャンスだったんですね。

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