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真訳 法華経:釈迦の「授記」によって生み出された全創造世界の秘密/小宮光二【読書ノート】

諸経の王といわれる法華経。全28品を大胆に解説!全創造世界の秘密を解き明かす――。
最高の経典と言われているそのわけは、宇宙創造のすべてが、そこに説き明かされているから。
ビッグバンはどのように起きたのか
なぜ宇宙は存在し、地球という三次元が生まれたのか
宇宙はどのように拡大しているのか――
すべての「存在」における謎の答えが、法華経には描かれています。
また、それは「自分」の外側で起きていることではなく、誰一人もれることなく、「自分自身」の中で起きていることです。
法華経にたどり着き、手にし、読み理解するということは、自分自身の最高の目的地にたどり着いたということでもあります。輪廻から外れ、永遠の命、存在の仕組みという、叡智を手にしたということでもあります。
本書は、これまでの法華経の解釈を一新!存在するすべてのものの在り方に迫り、宇宙を創造する自分自身へと生まれ変わる1冊。


『真訳法華経』によせて/奥平亜美衣

プロローグ:『真訳法華経』を読むすべての人へ/小宮光二

第一章:序品

序品「解説」 釈迦如来が宇宙を生み出した理由

第二章:方便品

方便品「解説」最高の悟りへのたった一つの道

第三章:比喩品

比喩品「解説」シャーリプトラへの授記

第四章:信解品

信解品「解説」仏の道への発心

第五章:薬草喩品

薬草喩品「解説」あらゆる衆生に等しく注がれる仏の教え

第六章:授記品

授記品「解説」弟子たちへの授記

第七章:化城喩品

化城喩品「解説」仮の城に安住せず、本当の宝を目指す

第八章:五百弟子授記品

五百弟子授記品「解説」ひとつの授記が無限の宇宙を生み出す

第九章:授学無学人記品

授学無学人記品「解説」三次元の虚空会から生まれる融通無碍の世界

第十章:法師品

法師品「解説」法華経を説く者は如来となる者

第十一章:見宝塔品

見宝塔品「解説」あなたの真我、多宝如来が姿を現す

第十二章:提婆達多品

提婆達多品「解説」悪人もいずれ仏になる

第十三章:勧持品

勧持品「解説」法華経伝導の誓い

第十四章:安楽行品

安楽行品「解説」菩薩たちのあり方

第十五章:従地湧出品

従地湧出品「解説」法華経を広めるという意思が宇宙を生み出す

第十六章:如来寿量品

如来寿量品「解説」如来の寿命以無限

第十七章:分別功德品

分別功德品「解説」法華経を説く者の福徳

第十八章:随喜功德品

随喜功德品「解説」法華経を語り伝える者の福徳

第十九章:法師功德品

法師功德品「解説」法華経を説く者にもたらされるもの

第二十章:常不軽菩薩品

常不軽菩薩品「解説」誰もが法華経によって悟りに到達できる

第二十一章:如来神力品

如来神力品「解説」如来の持つ奇蹟の力

第二十二章:陀羅尼品

陀羅尼品「解説」法華経を説く者は守られる

第二十三章:薬王菩薩本事品

薬王菩薩本事品「解説」法華経を説くことは人々の薬となる

第二十四章:妙音菩薩品

妙音菩薩品「解説」ついに明かされる宇宙創造の秘密

第二十五章:観世音菩薩普門品

観世音菩薩普門品「解説」すべてを見通す力

第二十六章:妙荘厳王本事品

妙荘厳王本事品「解説」過去世の善良による導き

第二十七章:普賢菩薩勧発品

普賢菩薩勧発品「解説」如来となる菩薩たちへ

第二十八章:属累品

属累品「解説」永遠に語り継がれる最高の経典

エピローグ:新たな時代に法華経を伝える難しさ/小宮光二


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