パン屋ではおにぎりを売れ/柿内尚文【読書ノート】
担当編集が本書の制作秘話を明かす!
詳しくは
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パン屋でおにぎりを売るアイデア
神社の鳥居マークの効果
ゴミ箱のマークと価値観のずらし方
ICレコーダーをコミュニケーションツールに変えるアイデア
自己啓発書の新しいターゲット層の提案
魅力と価値を新たな視点で提供する「ずらす方」
パン屋がおにぎりを売るアイデアのように、新しい視点を持つことがアイデアの発見につながる。
神社の鳥居マークに関しては、その効果を例に挙げています。このマークは立ちション禁止のマークとしても使われており、効果がある一方で、人々が逆にあえてしちゃうこともあると述べています。
また、ゴミ箱のマークも同様に、価値観をずらす方法の一例として取り上げられています。これによって、人々はバチが当たるのではないかという気持ちから、ゴミを捨てないようになると説明されています。
ICレコーダーについても言及されており、これを取材用のツールから、物忘れを防ぐための道具やコミュニケーションツールとして活用する方法が提案されています。例えば、家に帰ってきた子供にお母さんが声を吹き込んでおくことで、安心感とコミュニケーションを両立させる方法が紹介されています。
さらに、自己啓発書の事例として「のび太という生き方」という本が取り上げられます。この本は、最初は若手ビジネスパーソン向けの自己啓発書として発売されましたが、次第に小学生やその保護者層にも受け入れられるようにターゲットをずらすことで、新たな市場を開拓しました。
まとめると、アイデアを生み出す方法として「ずらす方」を用いる重要性が強調されており、既存の視点を変えることで新しい価値や魅力を見つけることができることが示されています。
3つの伝えたいこと:考えるポイント、アイデアの生成ルール、なりきり思考法。
パン屋でおにぎりを売るアイデアの価値。新しい視点で価値を創造する。
ハンバーガー店がライスバーガーやごハンバーガーを成功させた例。
パン屋でおにぎりを提供するアイデアの可能性。多様な料理スタイルが成功の鍵。
考える3つのポイント:広げると深める。広げるは新しい可能性を見つけること。
考えるの多面的な側面:本を読む、プロデュースする、解説動画を作成するなど。
アイデアを生み出す3つのルール:目標設定、ボールの決定、360度分析法。
目標の重要性:ボールを設定することで戦略が変わり、問題解決が進む。
360度分析法:テーマの周りに関連する要素を書き、新しい価値を見出す手法。
なりきり思考法:他人の視点やアプローチを真似て考え、創造性を高める方法。
カプセルトイのガチャガチャを例に挙げて、既存の商品やサービスの価値を再認識し、新たな視点で提供する方法を紹介。
アフリカの遠くを見る習慣から生まれた「1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真」という本の例を通じて、「あったらいいな」という視点から新しい商品やサービスを生み出すアプローチを紹介。
パンフェスなどでキャッチコピーに流行語を取り入れることで、商品やイベントの価値を高める方法を説明。
考えるとは、「広げる」と「深める」の組み合わせであることを強調。手帳の例を通じて説明。
オリジナルな視点や組み合わせ方によって、新たなアイデアを生み出す方法を示唆。
🥐 パン屋でおにぎりを売ることで新たな価値が生まれる可能性について解説。
🍔 モスバーガーのライスバーガーが、お米を使った新しいアイディアで話題になった事例を紹介。
🍙 おにぎりをパン屋で販売することで、パンとお米の商品展開により幅広い客層を取り込める可能性を提案。
🧀 パン屋でのおにぎり展開は一般的ではないが、この斬新なアイディアが新たな価値を創造する可能性を示唆。
🥪 考える技術を通じて、新たなアイディアや価値を生み出す方法について説明。
🤔 考えることは広げることと深めることの組み合わせであり、可能性を広げつつ本質的価値を深めていく。
🔮 考えを広げる方法として、「掛け合わせ方」や「ずらす方」を紹介。既存の概念やアイディアを組み合わせることで新たな価値を生み出す。
🌟 考えを深める方法として、「正体探し」や「キャッチコピー方」を紹介。人々の心理や感覚を理解し、魅力的なアイディアを生み出す方法を説明。
📚 本書では他にも「思考ノートの作り方」「考える技術を高める習慣」などが紹介されており、考え方の向上に役立つ内容を提供。
目次
第1章 「考える」について最初に知っておいてほしい3つのこと
1 考える=「広げる」+「深める」
2 「考える」と「思う」はまったくの別物
3 考えるには「論理的に考える」と 「非論理的に考える」がある
コラム1 人類長年の課題「習慣化」に挑む
第2章 「考える技術」で未来は変えられる
普通だったものが、ちょっとしたことですごく魅力的なものに生まれ変わる
「考える技術」はまだまだブルーオーシャン!
「考える」には邪魔するものがたくさんいる!
東大出身者には 「考える技術」を身につけている人が多い
「考える技術」で人生を楽しくしよう!
コラム2 失敗は最強のインプット
第3章 「考える技術」を思い通りに使いこなす
アイデアは浮かんでくるものではなく、つくるもの
ルール1 ゴールを決める
ルール2 インプットして現状を整理する
ルール3 考える=「考えを広げる、考えを深める」
考えを広げる方法1/6 「かけあわせ法」
考えを広げる方法2/6 「数珠つなぎ連想法」
考えを広げる方法3/6 「ずらす法」
考えを広げる方法4/6 「脱2択」
考えを広げる方法5/6 「まとめる法」
考えを広げる方法6/6 「あったらいいな」
考えを深める方法1/6 「360度分解法」
考えを深める方法2/6 「ポジティブ価値化」
考えを深める方法3/6 「自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト」
考えを深める方法3/6 「すごろく法」
考えを深める方法5/6 「正体探し」
考えを深める方法6/6 「キャッチコピー法」
コラム3 難しいから自分でやる
第4章 頭の中をクリアにする「思考ノート」のつくり方
まっ白いノートに 考えたことを書いていくことのすばらしさ
すごい人はなぜノートに書くのか?
ノートを使えば、仕事がつまらない理由も一目瞭然
実践! 思考ノートのつくり方
ノートのもうひとつの強み「思考貯金」
ホワイトボードでみんなの頭の中を見える化
コラム3 熱狂して生きろ! に惑わされない
第5章 考える技術がさらに上がる習慣
頭だけで考えた「ロジカル仮説」は 間違えることがある
オリジナル=マネ×マネ×マネ
いい人のままだと、いつまで経っても思考は二流
人の頭を使わせてもらう
「考える時間」をスケジュールに入れる
考える練習=「シコ練」をしているか?
「考える時間」をマシマシに
シンキングプレイス= 思考が生まれる場所をつくる
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