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スタジアムのフードコートで、 オリジナルドリンクを買う女性二人。 「思うんだけど」 「何…
２３時。 都内マンション。 ガチャッ 「おかえりなさい」 「何だ、まだ起きてたのか…
古い駅舎のような建物に、 今日も沢山の人がやってくる。 ここは… 亡くなった方が訪れる場…
真っ暗闇。 男性が二人いる。 「おい」 「ひゃー！ 驚かさないで下さいよ、先輩」 「…
時代が移ろっても、 人というものが変わることはない。 今この瞬間。 あなたはあの人と…
池で遊ぶ子供たち。 「おい！お前！ 池に泥水捨てんなよ！」 「え～ちゃんと薄めたよ～。…
コンサート会場。 今日は事前告知で、 私が推している女性アイドルグループの、 新メンバーお披露目があるらしい。 私はいつもの装備で会場へ。 グッズTシャツ。 首にはオフィシャルタオル。 手には最強ペンライト。 このペンライトは、 今日のために買い直した。 前のものは愛着もあり、 もう１０年以上使ったが、 この１５色のペンライトは、 きつくなってきた。 それは色の問題。 デビュー時は５人だったメンバーも、 今では総勢１２名。 若干の色の違いは、
昔話の語り手のおじさん。 その前には双子。 「むかしむかし、あそこに…」 （どこ？） …
考え込む男性社員。 女性社員が話しかける。 「プロディーサー」 「ん？どうした？」 …
新婚さんご夫婦。 「ただいま」 「おかえり、遅かったね」 「ちょっと買い物してきた」 …
【注意！！】 虫が苦手な人や、 想像力豊かな方は、 ここで戻ったほうがええ。 この先はと…
会社帰りの女性社員。 自宅近くの歩道を歩いていると、 黒ずくめの人物に話しかけられる。 …
お父さんと子ども。 「パパ見て！」 「ん？何だ何だ」 「ついにこのゲームで、 ９３位…
小さな女の子。 「わ～～キレイ～」 薄緑のぼんやりとした光に、 女の子は包まれていた。 草の上で点灯しているホタルを、 そっと両手ですくい上げる。 「パパママ、見て見て！ ほら～」 女の子の手が開いた隙に、 ホタルはするりと逃げていった。 「あ～いっちゃったぁ～。 …… ほ～ほ～ほたるこい こっちの水は甘いぞ そっちの水は苦いぞ ほ～ほ～ほたるこい」 女の子のいる川の数メートル奥には、 本流から分かれた派川がある。 女の子の手から逃
