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日本人の美徳、価値観

松山英樹選手マスターズ制覇から一夜明けて
早川キャディの行動が海外で話題となっています。
ESPNが投稿しているインスタにも多くのコメントが寄せられていました。
私は当初このESPNの投稿動画を見て
「優勝キャディだからピンフラッグを持ち帰るんだな」
それ以外に何も引っかかる点はありませんでした。
もちろん最後の一礼も、ちゃんと見ています。
何が言いたいかというと、自分からしてみれば自然な振る舞い
最後に礼儀として一礼した。何も特別な事ではなかった。

外から見ると、当たり前が当たり前ではないと見られる。
今回は、良い意味でそれが起こった事例だと思います。

ゴルフという競技は紳士のスポーツ(表現には賛否あると思いますが)
と言われています。
そういう観点からいくと、今回の一例は当たり前なんじゃないかと
日本人からすると思ってしまう。ただ、よくよく考えてみると
競技の構成要素全てに敬意を払うという事では、素晴らしい行動だったんだと
ある意味では、日本のスポーツ指導のあり方の一部分は素晴らしく正しくて
その部分が正当に評価された。
海外志向や海外の指導方法、運営方法がもてはやされる昨今
自国の魅力や素晴らしさを再認識して、日本だからできる事
日本から発信できる事というものをもっと突き詰めて創り出す
そこはとても重要だということを改めて気づかせてくれる今回の「一礼」でした。

「日本のサッカーを日本化する」
大きなあの人がやろうとしてくれた事です。
どんな事をやっているのか情報を取ることは考えを構築していく上で重要です。
ただ軸がない中で情報だけ取っていくとただの「コピー」をするだけになる。
情報は取ろうと思えばいくらでも取れるようになっているいまの時代
「軸がどこにあるのか」
これをちゃんと理解できていることが重要な気がします。

「日本から発信する独自のもの」
そこを創っていきたいですね。

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