肉じゃがと牛丼と礼服とLINE
扶桑町議会議員 山田あつきです。
去る7月14日(日)、柏森神社にて
「報告祭」(9時~)「津島祭」(10時半~)「夏越祭」(18時~)
が行われました。
午前中に行われた報告祭、津島祭には藤川政人参議院議員もいらっしゃいました。
玉串奉奠をするのは4名の柏森地区在住町議のうち、代表町議のみ。
期数順ということで、「報告祭」は4期目の丹羽友樹議長が、「津島祭」では兼松伸行議員がそれぞれ担当され、1期目の私は夕方の「夏越祭」で担当しました。
同じく1期目で、私より年長である市橋英男議員は「柏森神楽囃子保存会」会長を務められていらっしゃるので、そちらの立場で玉串奉奠を行われました。
清めの水も同じく代表町議のみでした。
一方で、午前中に撮影され藤川参議院議員のブログに掲載された写真から、こんな声もあがっております。
こちらへの返信でも書かせていただいているのですが、
①午前中は玉串奉奠がないのでクールビズ、夕方は礼服着用でした。したがって「神事の際、礼服なんて着ておられましたけ?」(原文ママ)「終始、議員さんの服装は同じでしたよね。」というのはフェイクニュースです。
②神事とはいえ、7月中旬に行われる屋外行事。地球温暖化が進み、空調もない中で式典が行われていることも忘れてはなりません。
また、玉串奉奠をされた方の中で私が恐らく最年少。歳を重ねた方もいらっしゃいますし、全員が体調万全というわけでもありませんから、どこかで線引きをする必要があります。来賓だから暑くても、体調を崩すリスクを負ってでも終始礼服を着るべきだとは思いません。
例えばお神酒についても、車社会になるにつれ、飲むのではなく形式的に口をつける方が増えていると聞いています。私はお酒を飲めませんが、先日の祭事においては少なくとも私への「アルハラ」はありませんでした。
③玉串奉奠をする担当者が入れ替わるのは町議に限った話ではなく、「町内会長代表」「駐在員代表」も入れ替わっていました。当然、その時その時に応じた服装を皆様されていましたので、①と重なる部分がありますが、議員に限らず全員が全員同じ服装を終始していたわけではありません。
以上を踏まえ、事実と異なる切り抜き、フェイクニュースへは断固抗議し、真実を伝えさせていただきます。
一応、夏越祭の後にお邪魔した山名剣友会「養心杯」での来賓挨拶の際の、私が礼服を着ていた「証拠写真」がございますので掲載いたします。
この日の事実発信はここまでとし、続いては一般論。
礼服って、ジャンルとしては洋服じゃないですか。少なくとも和服ではないですよね。
神社での神事に礼服を着るのって、既成概念としていつから定着したんでしょうね。
そうやって思うと、不思議なことっていっぱいあります。
例えば肉じゃが、牛丼。
和食ですか?洋食ですか?
多くの人は和食だと思いますよね。
でも、日本人が肉を食べるようになったのって明治維新、文明開化以後の話ですよね。じゃあ和食じゃないですよね。「創作和食」?
実は公職選挙法にも不思議なことってあって。
メールでの特定候補への投票の呼びかけって、候補者以外しちゃいけないんです。
でも、LINEでの特定候補への投票の呼びかけって、候補者以外でもできるんです。
今、どう考えてもメールよりLINEのほうが日常で使うじゃないですか?でも、そこの部分ってアップデートされていないんですよ。
ツールに人や法、常識(とされるもの)が追いついていないなと感じます。
と、いうことで。
日々、既成概念にとらわれず、感覚をアップデートさせていく必要があるなと思います。