第1回ノートノベリスト詩詠み会 『願い』
こんばんは♪匤成です。
僕が主催する 「 #第1回ノートノベリスト詩詠み会 」に参加してみよう。
北海道を短歌で詠んでみた。梅雨がないとされていた頃で、雨は降らないだろうと思っていたのにその年は雨に降られた。僕たちが降り立ったからとは思いたくないが、それ以降は北海道にも雨が続く季節ができたらしい。旅行の風景、懐かしさが勝っているけど今の状況を考えるとやはり詠みたいと思った。
出てくるカタカナはみな、北海道にある施設の名前や動物の名前である。
まずは短歌から
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「願い 北海道」 連作七首
小さき花いろは違えどそれぞれにエリカは咲いて ヒースガーデン
いつかまたあの角度から眺めたい看板があるイトーヨーカドー
知っていてわざとザンギと呼んだ卓 隅に慌てる水飲み鳥は
コンビニを今まさに飛び立たんとすオレンジの鳥セイコーマート
夕方の魚河岸に店主賑わして「朝が安い」と友は私語く (魚河岸=うおかし、私語く=ささやく)
シロクマの円山はとおく画面越し牛骨リラに投げ渡されて (円山=まるやま、動物園 )
今週のドームの予定 諳(そら)んじた人の記憶の定かなうちに
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イベントの詳細などはこちらをご覧ください。完全に付け忘れていました、
良ければサポートをお願いします。次回の紹介作品の購入や、今後の創作活動に活用させて頂きます。