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騒めきだけが、耳鳴りを掻き消して 胸の締め付きも、気がつけば幻のような。 弾きながら 泣き…
「遠い記憶の時間✨🎪📸🍀」 アクリル画 秋野あかね 「遠い記憶の時間✨🎪📽🍀」 夕暮れ…
「夜の汽笛✨🚇🍀」 「夜の汽笛」 夜も深けて 布団にもぐっていると 辺りは シーンと …
この寒さも、震えも、重ね着も あと少し流れたら奥ゆかしい梅が咲く 遭難した山の残雪が溶けて…
いくつも過去を重ねてみた。 何度も考え直してみた。 愛することに臆病になりながら ゆっくり…
転ぶ、落ちる、足先から沼に入る、 ゆっくり沈む、足が抜けない もがけばさらに重みを増して沈む。 動くのをやめた、それでも沈む。 泥が腰まで浸かっていく。 もう進むことも戻ることも出来ない。 声を上げた、多くの人が素通りする。 沈む。体温を奪っていく、冷たい。 諦めるか、まだ両手は動く。 書いた紙飛行機を沢山飛ばした。 特攻隊が誰かに届いた。 沈む。まだ書ける。 誰かから声を掛けられる。 誰かからロープが投げられる。 脇の下に巻き付けるも抜け出せない
「狂った時計台の街」 美しく立派な 時計台の ある街があった その時計台は有名で 国中…
心に火が灯る。 呼べばすぐに会える夢の欠片は 思い出に少し合わせてはめてみるパズルのピース…
殴り書きのメモに残された あなたへの想いは言葉をすり抜けて 隙間から漏れてくる液体は あな…
自由を謳歌する者へもし今 あなたの部屋に雑誌や葉書があるならば おそらくそれは 埃をかぶ…
寒さがじわり、身に染み入る季節は 重ねた衣が、一つの布団で重ねた人が 恒例行事のような木枯…
朝目を覚ますと 君はいつも横にいる 君の寝顔をみて 頭を撫でて 起こさないようにキスをする 僕が起き上がると 君も目を覚まし そこから一日が始まる 行ってきますのキスも欠かさない 僕が玄関に向かうときの君は いつもどこか少し寂しげだ だから後ろ髪を引かれる思いで いつもドアを開ける 帰ってくると 僕を見るなり抱きついてくる 抱き締め合って ただいまのキスをする 嬉しそうで少し潤ませた瞳に 見とれているうち またキスをしてくる ソファに座