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知りたい、確かめたい、信じたい

あなたを頼っていいのか
わからないうちに
もう2つの季節が過ぎて行った

あなたの言葉の意味が
分からなかった

あなたの言った言葉の意味が
いい意味にも悪い意味にもとれて
結局私は何も聞けないまま
勝手に悪い意味と解釈して
なんとなく距離を置いてしまった

今考えると
「頼っていいよ」
という意味だったと思う

もうあなたは何もなかったかのように
普通に毎日を過ごしているの?
それとも少しくらいは私のこと
気にかけてくれているの?

あなたと会いたい
そして色々なことを話したい
一緒に笑いたい


あなたと出会ってから
遠い記憶が薄っすらと
蘇ることがある

知りたい
あなたと知り合う半年前に
あの場所にいたのが
あなただったのか

穏やかな秋の日差しが
部屋いっぱいに差し込むあの場所で
私から少し離れた真横に立っていた
苗字は知らないけど
あなたと同じ名前の背の高い男性は
あなただったのか

確かめたい
5年前あなたの住む街で
1日のうちに
行くところ行くところで
出会ってしまう背の高い男性
最後には
お互いに気まずそうに笑ってしまった
あの背の高い男性は
あなただったのか

信じたい
あなたと出会えたことが
偶然じゃなくて 
運命だということを
そしてあなたとの関係が
再開することを


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