午後になったら晴れればいいな

もし頑張っているあなたのことを
悪く言う人がいたら
それはあなたのことを
知っているつもりになっているだけ　
勝手に決めつけて
本当のあなたを知ろうとしない
人に興味がない人　

もしくは自分に自信がないから
あなたを下に見ることで
自分を安心させたい人

世の中いろんな人がいるけれど

あなたのいいところを
ちゃんと見つけてくれて
悪いところも含めて
丸ごと認めてくれる
そんな人と一緒にいたら
あなたは安心できて
笑顔もたくさん増えるよ

なんて誰かが言ってくれたら
少し元気が出るのに

そんなことを思いながら
朝から雨を降らす
灰色の雲を見つめる　

いくつかの心の傷がなかなか消えない私

ありふれた日常を
生きるのが精一杯の私に
友人は言った
「いつまで立ち止まってるの？
　いい加減、前に進みなよ！」

ゆっくりだけど少しずつ
私なりに進んでいるつもりなのに

友人に悪意はなくて
アドバイスのつもりだったとしても
私にとっては傷つく言葉
結局あなたも私のこと　
そんな風に思ってたんだと
すごくガッカリした

友人からの一言で
元気になりつつあった私に
また大きな闇のベールが
私を包み込んだ

あぁ、温かくて優しい人が
そばにいてくれたらいいのに

灰色の空に向かって
ポツリと呟いた

午後になったら晴れればいいな

そして私の心もいつか
秋の青空みたいに
きれいに晴れ渡りますように